(株)アイ・オー・データ機器は22日、ロープロファイルPCIにも対応したビデオキャプチャーカード『GV-VCP3/PCI』と、DV/D-VHSに対応したIEEE1394キャプチャーカード『GV-DVC3/CB』を発売すると発表した。価格は『GV-VCP3/PCI』が1万1000円で、『GV-DVC3/CB』が2万4000円。ともに4月下旬出荷予定。併せて、USB 2.0/1.1対応の外付けHDD『HDA-iU160』を発売する。価格は5万3000円で、5月上旬に出荷の予定。
『GV-VCP3/PCI』 |
『GV-VCP3/PCI』は、ロープロファイルPCIにも対応したMPEG-1/-2ビデオキャプチャーカードで、米コネクサント・システムズ社の最新ビデオデコーダーチップ『CX23880』を搭載したのが特徴。アナログ-デジタル変換処理を8bitから10bitとして精度を高めたほか、デ・インターレースやノイズ除去などの画質を向上させる機能も搭載する。映像入力端子は、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×2を装備。デコードは、MPEG-1/-2だけでなく、AVIやWMV8(Windows Media Video8)にも対応しており、Windows Messenger、MSN Messenger、NetMeetingにも利用できる。
カードサイズは、幅119.91×奥行き64.41mmでPCIパス対応。ロープロファイルPCIバス用取付金具も付属する。対応機種は、PC/AT互換機(PCI 2.1以降)、PC98-NXで、対応OSは、Windows XP/2000/Me/98 SE。アプリケーションとして、オリジナルキャプチャーツール『I-O DATA VideoRecorder』のほか、ユーリードシステムズ(株)のビデオ編集ソフト『Ulead VideoStudio 5 SE』、レタッチソフト『Ulead PhotoImpact 6 SE』、DVDオーサリングソフト『Ulead DVD MovieWriter SE』が付属する。別売の5インチベイ用フロントアクセスユニット『GV-FRONT』にも対応する。
『GV-DVC3/CB』 |
『GV-DVC3/CB』は、DVやD-VHSに対応したIEEE1394キャプチャーPCカード。DVカメラの映像をAVI、MPEG-1/G-2、Windows Media Video(WMV)などの形式でリアルタイムにキャプチャーできるキャプチャーカード。Windows XPでは、D-VHSデッキ用ユーティリティー『D-VHS Cap』を利用してMPEG-2データをデジタルのままキャプチャーできるという。OHCIに準拠しておりストレージ機器も接続できる。対応機種は、PCカード規格(TypeII)のCardBusスロットを持つPC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。アプリケーションとして、リアルタイムでDV→MPEG-2やDV→WMAのキャプチャーが行なえるオリジナルソフト『I-O DATA DVworks』とD-VHS用ユーティリティー『I-O DATA D-VHS Cap』、ユーリードシステムズ(株)のビデオ編集ソフト『Ulead MediaStudioPro 6.0 Basic VE with Power up kit』、米ソニック・ソルーションズ社のDVDオーサリングソフト『Sonic MyDVD』、松下電器産業(株)のMediaStudio Pro用MPEG-2プラグイン『Panasonic DS MPEG PlugIn for Ulead』、3Dタイトル作成ソフト『Ulead COOL 3D SE VERSION 3.0』などが付属する。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98 SE。そのほかDVケーブル(4ピン-4ピン)とGV-DVC3/CB用外部接続ケーブルが付属する。
『HDA-iU160』 |
『HDA-iU160』は、USB 2.0/1.1コネクターのほか、オプションのコンバーターケーブルを利用してIEEE 1394やPCカードにも対応できる専用コネクター“i・CONNECT”を装備した“i・CONNECT PLUS”を搭載した外付け型のHDD。容量は160GB。USB電源連動機能を搭載する。電源はAC100Vで、ACアダプターが付属する。アルミボディーを採用しており、本体サイズは幅33×奥行き187×高さ117mm、重量は約1.1kg。対応機種は、PC/AT互換機、PC98-NX、Macintosh。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98/98 SE、Mac OS 9.0x/9.1x/9.2x、Mac OS X 10.0.3/10.0.4。製品には、USB 2.0ケーブル(1m)、縦置き用スタンド、横置き用ラバーフットが付属する。