ソフトバンク・グループ、ビー・ビー・テクノロジー(株)、ヤフー(株)は19日、ADSLサービスのインフラを利用したブロードバンド電話“BBフォン”の商用サービスを25日に開始すると発表した。併せて、“BBフォン”を単独サービスとして提供するほか、ADSLサービス“Yahoo! BB”の標準サービスに組み込む。
“BBフォン”の商用サービスは、日本国内や米国向け通話を3分7.5円で提供する。加入者間は無料。また、当初予定していた初期登録費用(3980円)は廃止する。単独サービスとして“BBフォン”を利用する場合の基本料金は月額390円。
“Yahoo! BB”については、BBフォンをYahoo! BBの標準サービスとして追加することにより、月額基本料390円を不要にする。それに伴い、これまでレンタル料550円で提供していたADSLモデムを、新規契約分から、レンタル料690円のBBフォンアダプター内蔵のコンボモデムに変更する。なお、既存のYahoo! BBの加入者には、ADSLモデムの追加キットとしてBBフォン対応のターミナルアダプターを無償で提供する。
併せて、“BBフォン モニターキャンペーン”も実施する。BBフォン/Yahoo! BBの新規申し込みに対して、先着30万人の初期費用(NTTのDSL契約料相当額800円、NTT局内工事料金相当額2800円)をBBテクノロジーが負担するとしている。