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TTMエンジニアリング、Linuxアプライアンスサーバ『NexserverPro』シリーズを発表

2002年04月19日 14時17分更新

文● 編集部

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(株)TTMエンジニアリングは、中小事業所向けLinuxアプライアンスサーバ『NexserverPro』2製品を発売した。

『NexserverPro』
『NexserverPro』。上位機種『NexserverPro XTR』では60GBのテープドライブが付属する(ノートPCは別売り)。

『NexserverPro』は、IAベースのハードウェアにRed Hat Linux 7.2ベースのシステムと独自開発の管理ツール、グループウェア、eコマースサイト構築ツールなどをインストールしたアプライアンスサーバ。メールサーバ、Webサーバ、ファイル/プリントサーバ、グループウェア、ファイアウォールなどの機能を提供する。Webベースの管理ツールを利用することで、コマンドを使用することなくサーバの各種設定を行なうことが可能だ。

製品ラインナップは、『NexserverPro EX』と『NexserverPro XTR』が用意される。『NexserverPro XTR』には、RAID1ミラーリング機能や、60GBのバックアップテープドライブが付属する。

『NexServerPro』シリーズ共通の主な機能は以下のとおり。

  • ファイル/プリントサーバ機能
  • ファイアウォール、ルータ機能
  • メールサーバ、Webサーバ
  • VPN構築機能
  • Eコマースサイトのフロントエンジン機能
  • ユーザーのWebアクセスをモニタリングする機能

『NexServerPro』各製品の主な仕様と価格は以下のとおり。

『NexserverPro EX』
CPU……Celeron-800MHz
HDD……20GB
メモリ……128MB
価格……44万8000円
『NexserverPro XTR』
CPU……Pentium III-1GHz
HDD……40GB×2(RAID1のみ)
メモリ……256MB
ADR2バックアップドライブ(60GB)
価格……79万8000円

両製品とも、開発は米Convergence Datacomが行ない、製造は米Pioneer KeyLink Systemsが行なう。(株)TTMエンジニアリングはソフトウェアの日本語化を行なった。サポートはユニアデックス(株)と(株)TTMエンジニアリングが共同で、1年間無償のオンサイトサポートを提供する。

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