ユーリードシステムズ(株)は18日、モバイル端末向けコンテンツ変換ツールの最新版『Web Chameleon(ウェブカメレオン) 1.22』を5月1日に発売すると発表した。対応OSはWindows 2000/XP。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、『Personal Community version』(登録可能ドメイン数:1)が60万円、受信デバイス情報の編集が可能な『Advanced version』(同:128)が300万円。
『Web Chameleon』は、既存のHTMLコンテンツをモバイル端末向けコンテンツに変換できるソフト。ほとんどの操作をドラッグ&ドロップで行なえ、1ページあたり約10分程度の編集作業で変換できるという。画像はモバイル端末に適したフォーマット、色深度、サイズへ自動変換する。変換後はテーブルやタグの構成に変更がなければ、コンテンツ(画像やテキスト)の更新情報をリアルタイムに配信でき、URLも各モバイル端末とパソコン用に1つだけ用意すればよい。
最新版では、従来からのiモード対応携帯電話機、Pocket PC搭載機、Palm OS搭載機に加え、新たにFOMA/J-SKY/EZweb対応携帯電話機、Zaurusをサポートする。モバイル端末用コンテンツ間の変換も可能(マルチデバイス対応表を参照)。IISとApacheの個人認証機能をサポートし、ASP(Active Server Pages)/JSP(JavaServer Pages)/PHP/CGI(Common Gateway Interface)などで動的に生成されたページの変換も可能。