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『SourceForge.jp』正式運用を開始

2002年04月18日 22時12分更新

文● 編集部

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VA Linux Systemsジャパン(株)のOSDN事業部は、オープンソース開発者向けポータルサイト『SourceForge.jp』の正式な運用を4月19日より開始すると発表した。

『SourceForge.jp』は、米OSDNが運用している『SourceForge.net』の日本語版。『SourceForge.net』は、ソフトウェア開発のためのツール、リソースなどを提供しており、3万7000以上のプロジェクトをホストしている。『SourceForge.jp』は3月22日よりベータ版として公開され、現在54のプロジェクトがホストされているが、VA Linux Systemsジャパン(株)では、今年度中に1000プロジェクトの登録を目指すという。運営はVA Linux Systemsジャパン(株)のOSDN事業部と米OSDNが共同で行なう。

『SourceForge.jp』のFAQによると、これまでは『SourceForge.net』の国際化が行なわれ、一部日本語も利用可能になっていたが、日本人が開始したプロジェクト数自体はそれほど増えず、日本人を中心とした開発拠点を作る必要があると考えたのだという。

VA Linux Systemsジャパン(株)では、『SourceForge.jp』開設により、日本国内のソフトウェア産業振興やソフトウェア開発者育成、企業とオープンソースコミュニティの協業体制支援などだけでなく、日本発のソフトウェアを世界に発信し、ソフトウェア市場における日本の地位向上も目指すとしている。

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