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AGC、多国籍企業向けのIP-VPNサービスに社外からアクセスできるサービスを追加

2002年04月18日 16時03分更新

文● 編集部

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アジア・グローバル・クロッシング・ジャパン(株)(AGCJ)は18日、英領バミューダ諸島に本社を置く国際通信事業者であるアジア・グローバル・クロッシング(Asia Global Crossing:AGC)社が提供するソフトウェアベースのIP-VPNサービス“CP-VPNサービス”に、社外からVPN経由で自社ネットワークへの接続を可能とするサービス“リモートクライアントサービス”を追加すると発表した。AGCJが同サービスを提供し、5月31日までCP-VPNサービスの新規加入者に対し、CP-VPNサービスの月額利用料が2ヵ月間無料になるキャンペーンを実施する。

“CP-VPNサービス”は、IPSecを利用したエンドツーエンドのIP-VPNサービス。米オープンリーチ(OpenReach)社独自のプレミシスベースのVPN技術に基づくもので、ユーザー側のパソコンにゲートウェイソフトウェアをインストールするだけでIP-VPNを構築できる。日本では、国内外に点在するオフィス間でイントラネットやエクストラネットを構築する企業を対象に2001年10月からサービスを提供している。

今回追加する“リモートクライアントサービス”は、時間と場所を問わず、VPN経由で自社ネットワークへ接続できるサービス。例えば、海外出張者が現地のISP経由で、ADSLやCATVなどのブロードバンドサービスを利用する在宅勤務者がVPN経由で安全に自社ネットワークへ接続することが可能になるという。

CP-VPNサービスの初期費用は1ゲートウェイあたり6万円、月額費用は1ゲートウェイあたり、512kbpsまでが3万7000円、2Mbpsまでが10万円、4Mbpsまでが15万円、制限なしが20万円。リモートクライアントサービスの1パック(25ライセンス)あたりの月額料金は、100ライセンスまでが4万8000円、101~500ライセンスが3万2000円、501~1000ライセンスが2万6000円、1001ライセンス以上が2万円。

オープンリーチは、米40州および世界28ヵ国にわたり、2500以上の多国籍企業に、既存のデータ網からの移行や拡張が可能となるネットワークオーバーレイサービスを提供する企業。

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