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コーエー、ネットワークゲーム『三國志 Battlefield』、『信長の野望 Online』を発売

2002年04月17日 23時21分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)コーエーは17日、Windows用ネットワークゲーム『三國志 Battlefield』、およびプレイステーション2用ネットワークゲーム『信長の野望 Online』を発表した。

三國志 Battlefield
『三國志 Battlefield』 (C)2002 KOEI Co.,Ltd.

『三國志 Battlefield』は、2~3世紀の中国“三国時代”を舞台としたネットワーク対応リアルタイム戦略シミュレーションゲーム。プレイヤーは魏の曹操、蜀の劉備、呉の孫権といった群雄となり、中国大陸のさまざまな都市をめぐり争奪戦を繰り広げる。プレイヤーはまず同社のロビーサーバーに接続して対戦相手を探し、相手とシナリオやルールを相談した後にゲームを行なう。プレイヤー同士の同盟による協力プレイも可能。

また、兵力や兵糧を自動的に補給するシステム“Active Logistics Control(動的兵站制御)”をゲームに採用、これにより補給ネットワークを構築して大軍勢で攻勢をかけることが可能。さらに、敵を混乱させダメージを与える戦術や妖術、行軍術や水軍術、兵器術といった技術を開発できる“太学(だいがく)”システムを塔載する。

発売時期は今夏で、日本、韓国、台湾での同時発売となる。通常は各国内ユーザー同士のみでプレイし海外ユーザーとの対戦はできないが、上記3ヵ国のラインキング上位者が参加する大会も開催する予定という。

なお(株)コーエーネットが運営するエンターテインメントサイト“GAMECITY”では、7月に同ゲームのβテストを実施するにあたり、βテスター600名を募集するという。まず5月1日~13日の期間にGAMECITY登録会員向けに先行募集を行ない、その後の5月14日~6月17日に一般募集として、600名のうち先行募集で満たなかった人数を抽選で選ぶという。参加費用は無料。

信長の野望 Online
『信長の野望 Online』 (C)2002 KOEI Co.,Ltd.

『信長の野望 Online』は、ネットワーク上の仮想戦国時代を舞台に、プレイヤーが武将や侍、町人、職人、忍者、陰陽師といった戦国時代の人々となってそれぞれの人生を歩むという大規模多人数参加型ネットワークRPG。同社初のサーバー型オンラインゲームとなっている。

ゲームの仮想世界は甲信越、東海、北陸、近畿地域の21国で構成されており、戦国大名や寺社、町衆、山賊、海賊といった勢力が、城や町を拠点として各地域を支配している。プレイヤーは自身のキャラクターを作成する際に必ずいずれかの勢力に属することとなり、所属勢力の本拠地がゲームのスタート地点となる。

ゲームを進めながら、勲功や名声、財産などを獲得するために合戦に参加したり、商売をしたり技能を取得したりすることが可能。キャラクターのさまざまな行動が所属勢力の軍事や外交、経済などに影響を与え、仮想世界の変動につながるという。また、プレイヤー同士でパーティー“徒党”を結成することも可能、結成したプレイヤー同士の相性によって“徒党名”が決定し、その名前に応じた特殊能力がメンバー全員に与えられる。

発売時期は今秋。なお、プレイステーション2専用ハードディスクドライブユニット『PlayStation BB Unit』が必要。

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