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日本AMD、0.13μmプロセスのノートパソコン用Athlon XP『モバイルAMD Athlon XPプロセッサ』を発表

2002年04月17日 18時13分更新

文● 編集部

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日本エー・ム・ディー(株)は17日、0.13μmプロセス技術を採用したノートパソコン向けプロセッサー『モバイルAMD Athlon XPプロセッサ』を発表した。価格はクロック周波数が1.2GHzの『モバイルAMD Athlon XPプロセッサ 1400+』の1000個ロット時単価が2万5600円。併せて、μPGA(マイクロ・ピン・グリッド・アレイ)パッケージを採用した低消費電力バージョンのモバイルAMD Athlon XPプロセッサーも発表した。μPGA版は現在サンプル出荷中としている。

『モバイルAMD Athlon XPプロセッサ』
『モバイルAMD Athlon XPプロセッサ』

『モバイルAMD Athlon XPプロセッサ』は、モバイルAMD Athlon XPは、0.13μm銅配線プロセスで製造されるSocket A対応のノートパソコン用プロセッサーで、0.18μmプロセスのモバイルプロセッサーとピン互換になっている。オンチップキャッシュは384KBで、フロントサイドバスは266MHz/200MHzに対応する。Athlon XPと同様に“AMD PowerNow!テクノロジ”や“QuantiSpeedアーキテクチャ”を採用する。ラインアップは、『モバイルAMD Athlon XPプロセッサ 1400+』、『同 1500+』、『同 1600+』、『同 1700+』の4品種で、1400+と1500+の出荷を第1四半期に開始しており、1600+と1700+については第2四半期に量産出荷を開始する。同プロセッサは、独ドレスデンのFab 30で製造される。

なお、シャープ(株)が同日付けで、モバイルAMD Athlon XP 1400+-1.2GHzを搭載したノートパソコンを発表しており、エプソンダイレクト(株)や米Packard Bell社なども第2四半期中に搭載製品を発表する予定としている。

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