ソニーコミュニケーションネットワーク(株)は12日、インターネット総合サービス“So-net”において、キャラクターエージェント型のメッセンジャーソフト“MonChat”のβ版『MonChat for Windows ver.1.00jp β』を公開すると発表した。
『MonChat for Windows ver.1.00jp β』(チャットウィンドウで会話しているところ) / (C) Copyright 2002 Sony Communication Network Corporation. All rights reserved. |
“MonChat”は、惑星モンチャットに住むモンスターを利用して、オンラインでリアルタイムに“おはなし”や“おしゃべり”が楽しめるソフト。常時接続と同期接続を想定してJavaにより作成されており、コミュニケーション機能として、メッセンジャー機能のほか、チャット機能、独自のメール機能を搭載する。ユーザーの言葉をモンスターコトバ(幼児語/つっぱり語など)に自動変換する機能を搭載している。また、モンスターに対しては、言葉を記憶させたり、言葉と感情のリアクションを教えたりできるだけでなく、アイテムをあげたり、世話をしたりすることも可能。対応OSは、Windows 98 SE/Me/NT4.0/2000 Professional/XP。Macintosh版は開発中だが、リリース時期などの詳細は未定としている。
サービスの利用料金は、全てのモンスター、全ての機能を利用でき、広告配信を拒否できる“モンチャット有料サービス”が、So-net接続会員の場合月額150円、So-net情報会員の場合月額300円。利用できるモンスターが“モッキンモンスター”のみで、機能が制限される“モンチャット無料サービス”はSo-net接続会員、So-net情報会員ともに無料。
なお、“MonChat”は、原案/企画/キャラクターデザインなどを作家/キャラクターデザイナー/アートディレクターの姉川たく氏、ディレクション/デザイン/ロゴ/アニメーションをグラフィックデザイナーの小池光氏、企画/システム設計/プログラミングをプログラマー/CGテクニカルディレクターの谷口直嗣氏、音楽/サウンドをミュージシャン/アーティストのバッファロー・ドーター(シュガー吉永/大野由美子/山本ムーグ)がそれぞれ担当したという。ちなみに、「モンチャット」のモンには「モンスター」という意味とフランス語で「わたしの」という意味が込められているという。