このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

sora T10(PDR-T10)

sora T10(PDR-T10)

2002年05月27日 06時08分更新

文● アスキーPC Explorer編集部・行正 和義

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

sora T10(PDR-T10)

東芝

オープンプライス(実売価格29800円)

東芝の「sora T10」は、スタイリッシュなフォルムを持つコンパクトな200万画素クラスのデジタルカメラだ。液晶モニタにタッチパネルを採用し、分かりやすく面白い操作が特徴だ。

タッチパネルにより
すっきりしたデザイン

 sora T10は、1/2.7インチ200万画素CCDを搭載するコンパクトカメラだ。正方形に近くて薄いフォルムはミノルタの「DiMAGE X」を連想させるが、DiMAGE Xが光路折り曲げ式光学3倍ズームを搭載するのに対し、soraはシンプルな単焦点(35mmフィルムカメラ換算38mm相当、オートフォーカス)レンズを搭載する。

背面の液晶モニタ部は3×3、その周囲も入れると4×4のタッチパネルになっている。表示しているのは撮影時のメニューで、被写体の画像にオーバーラップ表示される。

撮影時にAのアイコンをタップすれば撮影モードを選択するアイコンが画面いっぱいに表示される(左)。液晶上側のあるメニューアイコン(引き出し)をタップすれば、撮影や再生のメニュー画面(右)となる。
 光学ファインダがないため、撮影時には液晶モニタで構図を確認することになるが、特徴的なのはその液晶モニタだ。液晶部にあるタッチパネルを使ってほとんどの操作を行うので本体にはスイッチ類はほとんどなく、シャッターボタンと電源スイッチがあるのみというすっきりとしたデザインは新鮮だ。



本体底面を開けるとSDカードスロットと電池室が現れる。バッテリは同社のニッケル乾電池「GigaEnergy」が付属する。
 モニタは16カ所(4×4)のセンスエリアを持つタッチパネルになっており、そのうち左下の3×3の部分が1.6インチ相当のモニタとなる。残る液晶の上と右部分にはメニュー呼び出し用のアイコンが印刷されており、このアイコンや液晶モニタに表示されるアイコンをタップすることで各種設定を行う。例えばモニタに表示された「A(オートモード)」をタップすると、画面に6個のアイコン(オート/風景/スポーツ/ポートレート/マクロ/夜景)が表示され、タップで選択できる。同様にしてフラッシュモード(オート発光/発光禁止/赤目低減など)やセルフタイマを選択するほか、メニューを呼び出しての露出補正やホワイトバランスの設定も可能だ。



付属のストラップには小さなスタイラスペンが付いているが、タッチ面積が広いため指先や爪でタップしても利用には差し支えない(手の脂が付くという問題点はある)。取り替え可能なフロントパネルはホワイトとミラーシルバーパネルが付属するほか、さまざまな色と柄のパネルがオプション(4枚1組、オープンプライス)で用意される。右側にあるのは付属のポーチで、フェイクファー風のモケット地。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン