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富士フイルム、デジタルプリントシステムの新ブランド“Printpix”を発表――対応プリンターと専用紙も

2002年04月09日 22時08分更新

文● 編集部

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富士写真フイルム(株)は8日、デジタルプリントシステムの新ブランドとして“Printpix(プリンピックス)”を発表するとともに、デジタルフォトプリンター『FUJIFILM Printpix CX-400』と専用ロールペーパー『FUJIFILM Printpix Digital Photo Paper RL-SD40』を開発したと発表した。5月下旬に発売する予定で、価格は未定。

ロゴマーク
“Printpix”のロゴマーク

“Printpix”は、デジタルイメージング技術と銀塩写真技術を組み合わせた“TA(サーモオートクローム)”方式のデジタルプリントシステム。熱を加えると発色する専用紙を利用する方式で、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の発色層をサーマルヘッドで発色させ、紫外線で固定するのが特徴。各色256階調で約1677万色の再現が可能という。Printpixは「デジタル写真画像を高画質プリントするもの」を意味する造語で、今後、TA方式のプリントシステムのブランド名をPrintpixに統一するという。

今回発売するのは、『FUJIFILM Printpix Digital Photo Printer(フジフイルム プリンピックス デジタル フォト プリンター) CX-400)』と、Lサイズからハイビジョンサイズまでフチなしプリントが1本で行なえるロールタイプの専用紙『FUJIFILM Printpix Digital Photo Paper(フジフイルム プリンピックス デジタル フォト ペーパー) RL-SD40』の2製品。

『CX-400』は、1.8インチ液晶ディスプレーを搭載しており、画像を確認しながらプリントできるフォトプリンター。スマートメディアスロット(3.3V)とPCカードスロットの両方を搭載するほか、パソコンとの接続用にUSBインターフェースを搭載する。最大25分割のプリントが行なえる。プリント画素数は最大で横1928×縦1086ドット、プリント解像度は310dpi。対応フォーマットはDCF/Exif 2.2(JPEG/TIF)、BMP(非圧縮/24bit)、TIFF、DPOFなど。本体サイズは幅250×奥行き330×高さ176mm、重量は約5kg。『RL-SD40』は、CX-400専用のプリント用紙で、Lサイズ(89×127mm)の40枚をロールにしたもの。

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