ソニーマーケティング(株)は4日、メガピクセルCCD(1/4.7インチ107万画素)を3個搭載した“3CCDカメラシステム”を採用したDV方式のデジタルビデオカメラ『DCR-TRV950』を6月10日に発売すると発表した。価格はオープン。
『DCR-TRV950』 |
『DCR-TRV950』は、レンズから入った光を3原色(RGB)に分け、3個のメガピクセルCCDで独立して撮像する“3CCDカメラシステム”を採用したのが特徴(有効画素は動画は69万画素×3、静止画は100万×3)。A/D変換に“14ビットDXP(Digital eXtended Processor)”を採用し、低照度下の画像ノイズを低減する“アドバンストハッドテクノロジー”を搭載するなど画質の向上が図られている。動画の水平解像度は530本、静止画は1152×864ドット。静止画撮影ではブラケット撮影(3枚)にも対応する。
レンズは光学12倍で、焦点距離はf=3.6~43.2mm(35ミリフィルム換算で49~588mm(動画)/41~492mm(静止画))、F値は1.6~2.8。デジタルズームは150倍。0.44インチ18万画素のカラービューファインダーと3.5インチの24万6000画素の液晶ディスプレーを搭載する。インターフェースはメモリースティックスロットとUSB端子を装備する。消費電力は4.9W。本体サイズは幅93×奥行き202×高さ99mm、重量は約970g。
ネットワーク機能として、電子メール、ウェブブラウザーを搭載するほか、Bluetooth 1.1準拠の無線通信機能に対応する。USB経由でパソコンに動画を取り込む“USBストリーミング”機能も搭載する。