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凸版とサイバージーン、ウェブ上で交換可能なトレカ“ウェブトレカ”を共同開発――Bitwayを通じて販売開始

2002年04月02日 15時56分更新

文● 編集部

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凸版印刷(株)は1日、サイバージーンドットコム(株)が提供するコンテンツ流通プラットフォーム“Grami(グラミー)”を採用し、インターネット上のトレーディングカードシステム“ウェブトレカ”を共同で開発したと発表した。凸版印刷が運営するデジタルコンテンツ流通サービス“Bitway”を通じて、(株)ポニーキャニオン提供の『吉岡美穂ウェブトレカ』ほか4タイトルの販売を3月29日に開始した。価格は5枚入り200円から。

ウェブトレカは、インターネット版のトレーディングカード。静止画像やテキストのほか、リンク情報、動画・音声などのストリーミングコンテンツを付与できる。ユーザーは、ウェブトレカ販売サイトを通じてカードを購入、カードの整理保管・閲覧用ビューワー“専用アルバム”に収集できる。カードの絵柄は購入後にわかる仕組みで、ほかのユーザーのカードや情報の確認、カードの交換は専用サイトで行なえる。決済方法はプリペイド型電子マネー“Edy”。

コンテンツ提供者は、サーバー側でユーザーごとのカード購入・保有情報を管理できるため、マーケティングツールとして利用できるほか、発行枚数を制限したプレミアムカード、大量パック、カードをランダムにパッケージ化したランダムパックの販売が可能となる。画像表示に専用ビューワーを使用するため、購入者以外のコピー、印刷などの不正利用を防止できるという。

販売中のコンテンツは、吉岡美穂ウェブトレカ(価格は5枚入り200円、50枚入り2000円、オリジナルアルバム500円。8月末日までの期間限定販売)、(株)ソニー・クリエイティブプロダクツ提供の『ハーフパンダウェブトレカ』(価格同)と『ハニカムアイスマンウェブトレカ』(価格同)、松竹(株)提供のレースクイーントレカ『ガクヤ姫ウェブトレカ』(価格は5枚入り300円、50枚入り3000円、オリジナルアルバム無料)。

販売プロバイダーは、BIGLOBE、DION、ドリームネット、Excite、フレッシュアイ、LYCOS。@nifty、ASAHIネット、OCN 、ODN、So-net、コジマ・ドット・ネット、セブンドリーム・ドットコムは今後販売する予定。2003年春頃をめどに、PDAや次世代携帯電話などのモバイル端末でもウェブトレカの配信を行なう予定。

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