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インターナップ・ジャパン、サービス品質保証制度の提供を開始

2002年03月29日 21時20分更新

文● 編集部

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(株)インターナップ・ジャパンは29日、2001年7月に提供を開始した独自のインテリジェントルーティング技術を利用した法人向けブロードバンドインターネット接続サービスにおいて、サービス品質保証制度(SLA:Service Level Agreement)の提供を4月1日に開始すると発表した。提供するSLAサービスは、“ネットワークアベイラビリティ保証”と“ネットワーククオリティ保証”の2項目で、あらかじめ設定した目標を達成できない場合には契約に基づいて料金を返還する。申し込みと追加料金は不要。

“ネットワークアベイラビリティ保証”では、システムダウンなどにより完全にインターネットにアクセスできない状態となった場合、故障回復までの時間が、30分以上60分未満では月額料金の半日分相当額、60分以上180分未満では1日分相当額、180分以上では3日分相当額をそれぞれ返還。また、障害発生から30分以内に連絡できなかった場合には月額料金1日分相当額を返還する。

“ネットワーククオリティ保証”では、“P-NAP(プライベートネットワークアクセスポイント)”間のトラフィックが対象となる。条件は、ネットワークアベイラビリティーが日米間で99.7%以上/日欧間で99.7%以上、遅延が日米間で150ミリ秒以内/日欧間で325ミリ秒以内、パケットロスが日米間/日欧間ともに1%以内。月額料金の1日相当金額を返還する。

同時に、今後の事業の拡大、サービスの充実、営業力強化で増資による新株式3520株を発行たと発表した。これにより資本金は5億2600万円となる。出資比率は、米インターナップ・ネットワークサービス(Internap Network Services)社が51.0%、(株)エヌ・ティ・ティ エムイーが40.0%、日本電信電話(株)が9.0%となる。
http://www.internap.co.jp/
インターナップ・ジャパン

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