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世界の国からQWERTY!? 独仏伊西中5カ国語5種類のキーボードが発売

2002年03月28日 21時56分更新

文● 水野

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世界のキーボード

 ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、中国語と5カ国仕様5種類のキーボードがクレバリー2号店で一斉に発売された。販売元はRaccoonという日本国内の会社のようだが、詳細は不明。
 クレバリーといえば、かつて在日外国人からの声に答える形でドイツ語版富士通製キーボードが販売されていたのを思い出す方もおられるだろう。



いろいろあります
パッケージより。世界のひととおりの言語は揃っているのだが「さすがに全部は…」ということでひとまず6種類になったとのこと

 キーのレイアウト自体はいずれも同じとなっており、違いはキートップの文字の各国語表記。キー数はWindows関連キーが加えられた109だが、当然ながらIME関連のキーはなく、また両Shiftキーが短くされておりそこに文字キーが入っているなど、日本語109キーボードと比べるとかなりレイアウトが異なっている。
 そのほかは、おおむね英語キーボードのアルファベットを各国語に変えたものという感じだが、機能キーを見てみるとそれぞれのお国柄がうかがえるようだ。



ドイツ語

ドイツ語版
「End」キーは「Ende」、「Ctrl」は「Strg」だ

フランス語

フランス語版
「PageUp」「PageDown」キー、そして「Home」キーまでもが矢印のみで表現されており、ちょっとオシャレ?「End」キーが「Fin」となっているのもどことなく優雅な香りが
AZERTY配列
アルファベットの配列に注目。上段左から読むと「QWERTY」ではなく「AZERTY」となっている。これが世界で唯一フランス語キーボードだけが採用する「AZERTY配列」だ

イタリア語

イタリア語版
「Pause」は「Pausa」。Enterキーには「invio」とある

スペイン語

スペイン語版
スペインのほか、南米諸国の多くはこのキーボードということになる。これのみ「Ctrl」キーが「Control」とフルスペルになっている

中国語

中国語版
見れば見るほど、どうやって打つの? と謎が深まる中国語版。右側よりのいくつかのキー、そしてスペースキーに数字が振ってあるところを見ると、右手だけでテンキー的な入力が可能になっているのかもしれない
発売中

 なお、店頭ポップによればポルトガル(ブラジル)語版もあることになっているが、こちらの入荷は一歩遅れており28日現在で入荷しているのは以上に紹介した5カ国まで。このほかハングル語版が4月上旬発売予定という。
 価格はいずれも2980円。

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