USB1.1&IEEE1394デュアルインターフェイスの第1弾、USB2.0シングルインターフェイスの第2弾ともにアキバで人気を集める“ピカピカHDDケース”こと「ジパング」。この第3弾が、シリーズ集大成とも言えるUSB2.0&IEEE1394のデュアルインターフェイスで登場した。パッケージにはUSB2.0とIEEE1394が大きく躍り、同時に燃え上がる炎が新たにデザインされている。燃え上がるほどホットな製品ということなのだろうか……。
D9065GC(右)とOXFW911(中央下)。左に見えるのはOXFW911のPHY |
外観デザインやサイズはこれまでとまったく同じで、変更されたのはインターフェイス部のみ。ATA‐USB2.0ブリッジチップにはワークビット製「D9065GC」、そしてATA‐IEEE1394ブリッジチップには高速性に定評のあるOxford Semiconductor製の「OXFW911」を採用している。従来製品については確認がとれていないが、パッケージで大きくうたっているのを見ると、OXFW911に関しては今回から搭載したものと考えるのが自然かもしれない。転送モードはUSB2.0時にUltra DMA/33、IEEE1394時にUltra DMA/66対応。
インターフェイス。IEEE1394については4ピンと6ピンの両方が用意されている。ただし、付属するIEEE1394ケーブルは6ピン‐6ピンのみ(USB2.0は標準タイプB‐標準タイプA) |
HDDバックアップソフト「EASY GHOST」を同梱する |
価格はコムサテライト3号店で1万2780円。人気の外付けケースが、定番となっているUSB1.1、IEEE1394のほか、USB2.0までサポートしたことは新たな需要を生みそうだ。なお、実際に動作テストを行ったという同店によると、USB2.0/IEEE1394接続の両方ともバスパワーで動作したという。
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