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日本Webminユーザーズグループが発足

2002年03月28日 20時30分更新

文● 編集部

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UNIX/Linuxシステム管理ツール『Webmin』の普及と発展を目的とした「日本Webminユーザーズグループ」が発足した。

『Webmin』は、フレーム対応のWebブラウザからUNIX/Linuxシステムを管理することができるツールで、ユーザーアカウントやファイル共有、ApacheやDNSの設定ができる。Perlで作成されたWebサーバ『miniserv』と、設定ファイルを変更するCGIプログラムで構成されており、Perl5がインストールされている環境で動作する。動作するプラットフォームは、UNIX、Linuxのほか、DarwinやCygwinにも対応している。

「日本Webminユーザーズグループ」は、『Webmin』の日本語化やドキュメントの翻訳などを行なっていたWebmin-jpメーリングリストが母体となっており、『Webmin』の日本語化に携わったメンバーが中心となって運営される。具体的な活動内容は以下の4項目になる。

  • 『Webmin』の広報や普及促進活動を行なう
  • 『Webmin』の活用方法を研究し、ノウハウの蓄積と情報共有を行なう
  • UNIXやLinuxのシステム管理方法を、ほかの管理ツールと機能比較しながら研究する
  • 『Webmin』新規モジュール開発や改良、日本語化、不具合の修正などを行なう

同グループのWebサイトには、『Webmin』のインストール方法や設定方法、FAQといったドキュメントが公開されているほか、一般ユーザー向けと開発者向けのメーリングリストが開設されている。

なお、4月18日18時より、「日本Webminユーザーズグループ設立総会」とセミナーが行なわれるという。申し込み方法は同グループのWebサイトに紹介されている。

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