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『Vine Linux 2.5CR』、4月26日に発売

2002年03月27日 23時11分更新

文● 編集部

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Project Vineは、『Vine Linux 2.5CR』を4月26日に発売し、先行予約受付を開始すると発表した。

『Vine Linux 2.5CR』は、Red Hat Linux 6.2/7.2をベースに、日本語環境を強化したディストリビューション。このバージョンからはProject Vine自身が製品版の発売元となり、全国の販売店およびProject Vineのオンラインショップぷらっとオンラインを通じて販売される。主な特徴は以下のとおり。

  • かな漢字変換システムに『Wnn7』をバンドルした
  • 標準フォントにリコーフォントを採用した
  • 日本語マニュアル、ドキュメント、メッセージを整備した
  • パッケージ管理ツールにapt for RPMを採用した
  • 各種デバイスのプラグアンドプレイ対応を強化した
  • 同一パッケージにIA版、PowerPC版、Alpha版、SPARC版(Snapshot)を同梱

製品版に含まれる主ソフトウェアのバージョンは以下のとおり。

  • カーネル 2.4.18/2.2.20
  • XFree86 4.2.0
  • GNOME 1.4
  • Mozilla 0.9.8

Intel版の動作環境は以下のとおり。

  • CPU……i386以上
  • HDD……600MB以上(フルインストール時1.7GB以上)
  • メモリ……32MB以上(128MB以上推奨)

製品版の価格は1万2800円。先行予約で購入すると、特別割引価格の9600円で購入できる。また、旧バージョンの登録ユーザーには6500円で販売される予定だ。また、FTP版については4月上旬に公開する予定であるとしている。

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