このページの本文へ

必要十分な機能搭載で安く手堅く仕上がったKT333マザー「AK77-333」

2002年03月23日 21時08分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
AK77-333(USB2.0)

 上旬から一部ショップで展示の始まっていたAOpen製の“Apollo KT333”チップセット搭載マザーボード「AK77-333」がアキバの各店に入荷。販売が始まっている。



VT8233A&VT6202

 今回店頭に並んだ製品版の正式型番は「AK77-333(USB2.0)」。その名のとおりVIA製のコントローラによりUSB2.0をサポートするのが特徴だ。このほか、オンボードではAOpen独自のBIOS保護機構“DIE-HARD BIOS”、そして先日MSI製マザーボードに搭載されてデビューし話題となったアナログ5.1ch出力対応のRealtek製AC'97コーデック“ALC650”を搭載。最新機能と安心という、必要十分な機能だけをきっちりと詰め込んできたマザーボードと言えるだろう。



DIE-HARD BIOS ALC650 アナログ5.1ch出力イメージ
お馴染みのDIE-HARD BIOSを搭載AC'97コーデック“ALC650”。コーデック自体はデジタル出力もサポートしているが、(右の写真へ続く)特にブラケットは同梱していないため、出力はオンボードの3端子によるアナログ5.1chのみとなる
販売中

 ボードの作りはいたって標準的で手堅い印象。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、CNR×1。BIOSからFSBは100~248MHzの範囲を1MHz刻みで設定でき、詳細こそ不明ながらVCoreも可変となっている。またボード上のディップスイッチにより倍率は5.5~12.5倍の範囲を0.5倍刻みで設定可能だ。実売価格は1万3200円~1万4800円で、これだけの機能を搭載しながら今回も安価なのは嬉しいところ。
 なお、今回からパッケージのデザインが若干変わったが、それにともなって、ほぼ完璧な日本語訳のマニュアルに定評のあるAOpenらしくない表記ミスをパッケージ上に確認できた。弘法も筆の…ということかもしれない。


新型パッケージ。AOpen製品にしては珍しく「オーディオ」が「オデイオ」になってしまっているほか、Athlon XPのロゴがピンボケになっている。早く流通させようとちょっと慌てた?!
新型パッケージオデイオボケたAthlon XPロゴ
23日現在の価格情報
価格ショップ
\13,280コムサテライト1号店
コムサテライト2号店
\13,800俺コンハウス
\13,980クレバリー1号店
コムサテライト3号店
WonderCity
\14,300ZOA 秋葉原本店
\14,780T-ZONE.PC DIY SHOP
\14,799TSUKUMO eX.
\14,800高速電脳
DOS/Vパラダイス秋葉原2号店
【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ