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ヤマダ電機とソフトバンクなど4社、ブロードバンド関連製品の販売で新会社

2002年03月18日 23時58分更新

文● 編集部

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(株)ヤマダ電機、(株)マルチメディアワーク、ビー・ビー・テクノロジー(株)、ソフトバンク・コマース(株)の4社は18日、ブロードバンド総合サービス“Yahoo! BB”とブロードバンド電話サービス“BB Phone(ビービーフォン)”の販売を目的とする新会社“株式会社ヤマダブロードバンド”(YAMADA BroadBand Corp.)を設立することで合意し、合弁契約を締結したと発表した。4月1日をめどに設立する。

新会社の資本金は1億円で、ヤマダ電機が60%、ヤマダ電機の子会社で通信事業を行なうマルチメディアワークが5%、ソフトバンク・コマースが25%、ビー・ビー・テクノロジーが10%を出資する。代表取締役社長はヤマダ電機代表取締役社長の山田昇が就任。本社所在地もヤマダ電機と同じ群馬県前橋市に置く。今回の合意は、ブロードバンド関連製品で売り上げ拡大を図りたいヤマダ電機と、リアル店舗での販売を行ないたいソフトバンク・グループのニーズが一致したことによるもので、1日に設立を発表した(株)ベスト電器との会社設立に次ぐ、量販店大手とソフトバンクグループとの提携となる。

新会社は、ヤマダ電機の店舗内に“Yahoo! BB”を導入したコーナー“Yahoo! BB ショップ”を設置し、Yahoo! BB、BB Phone、ブロードバンド関連機器(ルーター/無線機器/動画プロジェクター/セキュリティー商品など)を販売する。4月1日をめどにYahoo! BBの事業エリアにある40店舗で販売を開始し、順次全国に展開していく予定。同ショップには、専門スタッフ“BBスペシャリスト”を2名以上常駐させ、法人向けに“BB Phone”の展開も計画しているという。なお、販売後の取り付け工事、サポート、保守はマルチメディアワークが担当する。

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