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【CeBIT 2002 Vol.2】シャープ、欧州向けにLinux搭載の“ザウルス”『SL-5500G』を発表

2002年03月14日 19時55分更新

文● 編集部 田口敏之

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ドイツのシャープエレクトロニクスヨーロッパ社は12日(現地時間)、“CeBIT 2002”会場において、Linuxを搭載した“Zaurus”『SL-5500G』を発表した。ドイツでの希望小売価格は699ユーロ(約7万9000円。16%の売上税込み)。発売は春ごろを予定しているという。同社は1月28日付でSL-5500GをCeBITで発表することを明らかにしていた。なお、ドイツでの販売に先駆けてアメリカで英語版のSL-5500Gを発売予定としている。

Linux搭載の“ザウルス”『SL-5500G』Linux搭載の“ザウルス”『SL-5500G』

Zaurus SL-5500Gは、OSに米リネオ社の組込用Linux『Embedix』(カーネルは2.4ベース)、ユーザーインターフェースはノルウェーのTrolltech社の『Qtopia environment』を採用している。CPUはStrongARM-206MHzで、メモリーは16MBのフラッシュメモリーと64MBのSDRAMを備えている。

メニュー画面。“Image Viewer”のアイコンに、ペンギンの姿がある。もちろんドイツ語化されているメニュー画面。“Image Viewer”のアイコンにペンギンの姿がある

ディスプレーは3.5インチの反射型TFTカラー液晶ディスプレー(240×320ドット)で、6万5536色表示が可能。コンパクトフラッシュ(Type II)スロット×1、SDカードスロット×1、IrDAポート、サウンドポートを備えている。パソコンとの接続ソフトウェアには『Qtopia Desktop』あるいは『Intellisync』を用いる。

スライド式のキーボードはQWERTZ配列のドイツ語版。“ユーロ”キーも備えている
スライド式のキーボードはドイツ語版。“ユーロ”キーも備えている

ウェブブラウザーには、ノルウェーのOpera Software社の『Opera 5』を採用している。また、MP3や、MPEG-1ファイルを再生できるマルチメディアプレーヤーも搭載している。

クレードル“Docking station”にセットした様子クレードル“Docking station”にセットした様子

本体サイズは、キーボードを閉じた状態で幅74×奥行き18×高さ138mm。重さは194g。本体には、クレードル“Docking Station”、ディスプレーカバーなどが付属する。オプションとしてコンパクトフラッシュタイプのIEEE 802.11b無線LANカードを同時に発売するほか、BluetoothやGSM/GPRS方式対応の無線通信カードも第2四半期中に発売予定としている。

同社は、ドイツおよびイギリスで、同製品を発売する。イギリスでの発売時期と価格については未定。なお、日本での発売は現在のところ予定していないという。

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