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三洋、新構造の低ノイズビーム青紫色半導体レーザーを開発――次世代DVDシステム向け

2002年03月13日 21時51分更新

文● 編集部

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三洋電機(株)は13日、イオン注入技術を利用した新構造“ビーム安定型”を採用した低ノイズビーム青紫色半導体レーザーを開発したと発表した。同社の研究開発本部マイクロエレクトロニクス研究所が開発したもので、生産と販売は鳥取三洋電機(株)のデバイス事業本部LED事業部が行なう予定。

開発した青紫色半導体レーザー
開発した青紫色半導体レーザー

開発した青紫色半導体レーザーは、InGaN(インジウムガリウムナイトライド)系化合物半導体材料を使用しており、次世代DVDなどの次世代大容量光ディスクシステムの光源に必要な、低ノイズ、低電流動作のために、レーザー光の安定性を向上させる“ビーム安定型構造”を採用し、素子の製作工程を簡便化したほか、上下電極構造を採用し小型化を図り量産性を向上させたのが特徴。ビームの光強度分布が1つのピークを持ち1本の安定したビームで発振する“単一横モード”を採用し、発振波長は405nmで、光出力は5mW。しきい値電流は40mA、動作電流は45mAとなっており、+電源駆動と-電源駆動を選択できる。ビームの広がり角度は、水平8度、垂直30度。光出力モニター用フォトダイオードも内蔵。直径5.6mmの小型パッケージを採用する。

波長が405nmの青紫色レーザーは、日韓欧9社が策定した片面単層で27GBの次世代記録型DVD規格“Blu-ray Disc”でも採用されている。

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