Leadtek(Leadtek Research)からGeForce4 Ti4600、そしてGeForce4 Ti4400搭載カードがそれぞれデビューしたのに続いて、他のNvidia製チップ採用ベンダからも新製品が登場した。2番手グループとして13日に店頭へ並んだのはSparkle製のGeForce4 Ti4600カードとAbit製のGeForce4 Ti4400カードで、ともに安価なのが特徴だ。
Sparkle製GeForce4 Ti4600カードは5万円台前半の価格が魅力
Sparkle製のGeForce4 Ti4600カード「SP7200T6」はLeadtek製「WinFast A250 Ultra TD」を大きく下回る5万円台前半という実売価格がインパクト大。当初よりアキバでは、Sparkle製カードが安価に出回ると噂されていたが、WinFast A250 Ultra TDの登場時と比べると7000円~1万円程度も安価なのは驚きだ。
パッケージ裏面にあるスペック一覧。メモリクロックは650MHzとある |
インターフェイスはD-Sub15ピンとビデオ、DVIの合計3出力が用意されており、メモリ搭載容量も128MBと仕様面ではLeadtek製品とまったく同じ。コア/メモリクロックは300/325MHz(DDR 650MHz)とされており、Nvidiaの仕様どおりだ。
Abit製GeForce4 Ti4400カードも手頃な価格で登場
Abit製GeForce4 Ti4400カードも、4万円台中盤で12日に登場したLeadtek製「WinFast A250 TD」に対して価格面でアドバンテージを持っている。「Siluro GF4 Ti」と名付けられた製品の実売価格は3万8480円~4万979円。ソフトDVDプレーヤを同梱しながら、4万円以下で最新最速クラスのビデオカードを購入できるとあれば、食指が動く人も少なくないだろう。
カードのデザインはやはりリファレンスどおり。Leadtek製品で見られた巨大なチップクーラーではなく、比較的シンプルなクーラーを搭載している。なおこのクーラー、高さが他社製品に比べて若干高め。15mm以下が標準的であるなか、編集部実測値で約17mmほどあった。マザーボード上でスロットとスロットの間は約20mm確保されているので問題はないだろうが、PCIカードの裏面に後付けでヒートシンクを付けたりしているような人は気を付けた方がいいかもしれない。
なお12日の記事でお伝えしたように、在庫数には大きく差が出ている。SP7200T6は各店ごく少数である一方、Siluro GF4 Tiはそれなりの数が入荷したようだ。
価格 | ショップ |
---|---|
Sparkle SP7200T6 | |
\52,980 | 若松通商エルプラザ |
\54,799 | TSUKUMO eX. |
\54,800 | コムサテライト3号店 |
\55,800 | 俺コンハウス |
\56,800 | コムサテライト1号店 |
Abit Siluro GF4 Ti | |
\38,480 | 若松通商エルプラザ |
\38,800 | クレバリー1号店 コムサテライト3号店 WonderCity |
\38,980 | 若松通商LAN/PLAZA(14日入荷予定) |
\39,800 | OVERTOP 高速電脳(完売) |
\40,979 | TSUKUMO eX. |