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マイクロソフト、次世代ホームネットワーク構想“eHome”について説明

2002年03月13日 17時38分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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マイクロソフト(株)は13日、ブロードバンドやワイヤレスLANなどを利用した次世代ホームネットワーク構想“eHome”に関するプレスラウンドテーブルを都内ホテルで開催した。

Michael Toutonghi氏
“eHome”構想について説明を行なった米マイクロソフト社eHome担当バイスプレジデントのMichael Toutonghi(マイケル・タットゥンギ)氏

eHome構想は、“メディアセンターPC”と呼ばれるパソコンを中核に、その他のパソコンやTV、AV機器など家庭内にあるさまざまなデバイスを接続することで、家庭内のどこにいても自分用にパーソナライズされた映像や音楽などを楽しめるようにするというもの。

メディアセンターPCは、“Freestyle”(コードネーム)という家庭向け技術を付加したWindows XPを搭載する。Freestyleは、WindowsXPのデジタルメディア関連機能を拡張するもので、リモコンで操作できるユーザーインターフェースが用意されるのが特徴。メディアセンターPC(Freestyle PC)は、従来のWindows XP搭載マシンと同様にパソコンとして利用できるほか、Freestyle技術により、TV機能、ビデオ機能、オーディオ再生機能などをリモコンで遠隔操作できる。具体的には、DVDプレーヤー、TV、DVR、CDプレーヤー/レコーダー、ビデオジュークボックス、オーディオジュークボックス、デジタル画像センターといった機能をリモコンで操作可能という。

同社は、メディアセンターPCの形態例として、通常のパソコンと同様に、メディアセンターPCにディスプレー/スピーカー/周辺機器を接続し、マウス/キーボード、およびリモコンで操作する形態のほか、メディアセンターPCとTVをケーブルで接続し、TV画面でFreestyleインターフェースの画面をリモコン操作する形態、プラズマディスプレーやHDTVなど高画質ディスプレーとメディアセンターPCを接続し、高画質ディスプレー上でFreestyle画面をリモコン操作する形態などをあげている。

Freestyleに関するパートナーとして、韓国サムスン電子社、日本電気(株)、米ヒューレット・パッカード社が発表されており、これら各社は、TV/ビデオ録画機能やDVD機能、オーディオ機能、画像管理機能などを備えたメディアセンターPCの開発を行なうという。具体的な製品はホリデーシーズンにリリースされる見込み。

なお、このメディアセンターPCは、eHome構想の第1ステップとして提供されるもので、“部屋のどこからでも”がコンセプトとなっており、1ユーザーがパソコン画面、あるいはパソコンに接続されたTV画面でリモコン操作を行なうといった使用方法を想定しているため、マルチユーザー対応ではない。例えば、あるユーザーがパソコンで作業中に、別の誰かが接続されたTV画面で同時にリモコン操作をしようとした場合、どちらかが作業を止めなければならない。同社は第2ステップとして、マルチユーザー対応のメディアセンターPCを中心とした“家庭内のどこからでも”利用できるホームネットワークの構築を目指すとしている。

eHomeイメージ
メディアセンターPCを中心としたホームネットワークのイメージ

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