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NEC、51.2MbpsのVDSLアクセスシステムを発売

2002年03月12日 19時36分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は12日、最大51.2MbpsのVDSL(Very high bit rate Digital Subscribers Line)アクセスシステムを製品化し、センター側装置『VDSLコンセントレータVC1200T』、宅内側装置『VDSLモデムVF100T』、端末電源断通知機能付き宅内側装置『同VF100TD』の販売を、国内の通信事業者およびホテル、マンション、オフィスビルなどの民需市場向けに開始したと発表した。今後、北米、アジア、欧州などの海外市場にも順次投入していく予定。

『VDSLモデムVF100T』(『VDSLモデムVF100T』(宅内側)
『VDSLコンセントレータVC1200T』(
『VDSLコンセントレータVC1200T』(センター側)

併せてNECと日本電気システム建設(株)は、今回発表の製品をホテル、マンション向けのパッケージ商品とした『ホテルパック120/240』(120室用318万円~)および『マンションパック12(12室用98万円~)の販売も共同で開始する。同パッケージには機器、管理端末、工事、現地調整、インターネット回線申請などが含まれる。

今回発表のVDSLアクセスシステムは、周波数が異なる複数(最大255)の搬送波(キャリアー)を使用する同社の変復調方式“DMT(Discrete Multi-Tone modulation)マルチキャリア伝送”の採用により、下り51.2Mbps/上り6.4Mbpsの非対称伝送(最大距離300m)、下り/上り28.8Mbpsの対称伝送(同300m)が可能なシステム(下り/上り13Mbpsでは約1km)。アクセス回線として既設の2W(ワイヤー)の電話回線が利用できる。Ethernetの技術で構成されており、各種Ethernetプロトコルへの対応が可能で、IPv6の伝送も実現できるという。POTSスプリッターの内蔵により従来製品より省スペース化を可能とし、ISDNスプリッター『VTCMRJ-1A』を利用すれば、ISDNユーザーへもVDSLサービスを提供できる。センター側装置1台で宅内側装置12回線を収容でき、センター装置を最大8台連結すると最大96回線まで対応できる。さらにラックに収納することでシステムを拡張することも可能となる。システムに収容している各ユーザー(部屋・戸)間のセキュリティーを確保する機能(MACファイルター、ポートVLAN、VLANタギングなど)を搭載するほか、ネットワークの運用管理はブラウザーと電子メールで行なえる(SNMPにも対応可能)。

VC1200Tのサイズは幅435×奥行き300×高さ44mm(突起物を含まない)、重量は5kg以下で、壁掛けも可能。VF100T/VF100TDのサイズは幅160×奥行き173×高さ35mm以下(突起物を含まない)、重量は400g以下。VDSLポートのほか10/100BASE-TXポートも搭載する(VC1200Tは2ポート、VF100T/VF100TDは1ポート)。

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