このページの本文へ

インフォデリバと日本オラクル、インターネット対応の文書共同編集システムを共同開発

2002年03月12日 16時11分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)インフォデリバと日本オラクル(株)は12日、日本オラクルの『Oracle9i』の拡張機能『Oracle Internet File System』(以下Oracle 9iFS)とインフォデリバのXMLを利用した文書共同編集ソフト『EdiMates/MultiWay』を連動させたインターネット対応の文書共同編集システムを共同開発し、同日から提供すると発表した。

同システムでは、文書の入稿から共同編集、校正、最終出力に至るまでの作業のワークフローを一元的にカバーし、履歴管理も含めて作業者が必要なコンテンツを紙媒体やインターネットコンテンツなどに最適な形で提供できるという。ワープロソフトなど市販のドキュメント作成アプリケーションを使用し、EdiMates/MultiWayによって作成された文書の校正、更新、出力までの流れを管理する。ドキュメントの一元管理、履歴管理や排他制御、作業者のアクセス管理などはOracle 9iFSがサポートする。

インフォデリバは、同社の文書編集手法・ノウハウ、PDF形式への変換・出力技術を基盤に、導入の対象業務に対してのコンサルティング、カスタマイズサービスを実施する。

EdiMatesはウェブ上で共同編集を行なうための環境。入力ツールに市販のアプリケーションを使用するためのインターフェースを用意することで、ニーズに合わせた個別対応が可能となる。現在は標準入力ツールにWordの一部機能を利用している。新たにXMLエディターを導入したり、既存の業務フローに影響を与えることなくXMLへの展開が可能となる。コンテンツの履歴管理機能、コンテンツの修正・承認などの電子メール通知機能、ウェブ上での同時編集機能(チェックイン・チェックアウト機能)を搭載する。

MultiWayは、ユーザーが必要な情報を抽出・生成し、さまざまなメディアに最適な形にレイアウトし配信できるソフト。出力形式は、PDF、HTML、CHTML(携帯)、PDA、デジタル家電などに対応する。

価格はEdiMatesが1CPU、1IPあたり150万円、MultiWayが1CPU、1IPあたり500万円。対応OSはWindows NT/2000またはUNIX。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン