ネットレイティングス(株)は8日、ブロードバンドユーザーの利用動向レポート“Internet Media Strategies(インターネット・メディア・ストラテジイズ)”の1月度月間集計データの概要を発表した。
それよると、ナローバンドを含む全インターネット利用者数は、前月(2001年12月)に比べてほぼ横ばいの約2159万人(-0.2%)だったものの、ブロードバンド環境による利用者数は約10%増加した約1763万人になった。特にxDSLによる利用者は14.9%の伸びを示したという。
ブロードバンド経由のアクセスが多いウェブサイトは、テレビ局(在京6局)では“フジテレビ”(ブロードバンド比率47%)、“テレビ東京”(同40%)の順で、新聞社では“産経新聞”(同51%)、“毎日新聞”(同45%)の順、企業サイトでは“トヨタ”(同47%)、“東芝”(同45%)の順となっている。“フジテレビ”については、豊富なインターネット独自番組を配信している“お台場ちゃんねる”の人気などによるとしている。