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独インフィニオンテクノロジーズ、電子回路を集積したバイオチップを試作

2002年03月08日 01時05分更新

文● 編集部

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インフィニオンテクノロジーズジャパン(株)は7日、独インフィニオンテクノロジーズ社が現地時間の6日、電子回路を集積化したバイオチップの開発情報を公表したと発表した。

試作したバイオチップのイメージ
試作したバイオチップのイメージ。128本の試験管を使うのと同様の解析が行なえる

発表したバイオチップは、単一のシリコンチップ上に、解析試験用の電子回路と、生体化学試験用のウェル(微細孔)を形成したもの。臨床診断や薬物治療のなどの分野で、核酸やタンパク質の試験を簡素化できるのが特徴。試作したバイオチップは、標準CMOSプロセスに、金のセンサー電極を形成するプロセスを加えて作成されたもので、約4.5×6.5mmのダイに直径100μmの微細孔が128個配置されている。その微細孔それぞれに生体分子を入れて128種類の試験を行なうことができるという。同一ダイ上に作成された電子回路は、電流を測定するために利用される。

バイオチップ“DNA Chip”の表面
バイオチップ“DNA Chip”の表面には生体化学試験用の微細孔(ウェル)と解析試験用の電子回路が形成されている

同社では、医療診断の低コスト化や迅速化、効率化のほか、将来的には投薬前の医薬品アレルギー反応検査などの新しい用途にも応用できるとしており、今後1年以内に、電子バイオチップの実用性が確認されると見込んでいるという。

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