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ザイリンクス、Linux対応のFPGAデザインツールを発表

2002年03月02日 08時55分更新

文● 編集部

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ザイリンクス(株)は、同社の提供するプログラマブル・ロジック・デバイス用のデザインツールである『ISE 4.2i』がLinux上での動作を正式にサポートすることを発表した。

米XILINXは、FPGAやCPLDなどのプログラマブルロジックデバイス(PLD)ベンダー。デバイス自体のコンフィギュレーションデータを書き換えることで動作を変更できる。コンフィギュレーションデータの作成は、同社が提供するデザインツール『ISE』シリーズを使用してPC上で行なわれる。

今回発表された『ISE 4.2i』は、WINEを利用してLinux上での動作を可能にしているという。ネイティブでの動作は2003年頃をめどにサポートする予定だ。『ISE 4.2i』の動作は『Red Hat Linux 7.2』に含まれている『WINE 20010731』で確認されている。実際の製品出荷は4月中旬を予定しており、同社のメンテナンス契約を結んでいるユーザーにはアップグレード版が提供される。

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