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NMSコミュニケーションズの通信システム開発環境がLinuxに対応

2002年03月02日 08時56分更新

文● 編集部

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NMSコミュニケーションズ(株)は、同社が提供する通信システム開発環境『Natural Access』にLinux対応バージョンを追加したことを発表した。

『Natural Access』は、同社が提供するDSPボードであるAG 2000/4000シリーズやCG 6000/6100シリーズに対応したランタイムと開発環境。Linuxバージョンでは、テレフォニーの呼制御、音声の録音、再生、トーン検出と生成、H.100/H.110バス(※1)スイッチングのサポートなどの機能を備えており、FAX、VoIPや音声認識機能をLinux上で開発、利用することができる。

※1 H.100/H.110バス コンピュータテレフォニー(CT)業界標準を策定しているECTFが提唱した、CTボード接続用のバス規格。H.100がPCIバス仕様、H.110がコンパクトPCIバス仕様になっている。

同製品により、NMSコミュニケーションズ(株)は、同社のハード/ソフトを利用した通信システムを構築するベンダーにより幅広いプラットフォームの選択肢を提供することが可能になるとしている。

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