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シャープ、ASV&低反射ブラックTFT液晶搭載の20.1インチUXGA液晶ディスプレー『LL-T2010W』を発売

2002年02月28日 20時59分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は28日、UXGA対応の20.1インチ液晶ディスプレー『LL-T2010W』を3月25日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は33万円前後。同社では、設計/CAD業務や、CGソフト開発、デザイン用途などのプロ向けに販売するとしている。

『LL-T2010W』
『LL-T2010W』

『LL-T2010W』は、独自の“ASV(アドバンスド・スーパーV)&低反射ブラックTFT液晶”パネルを採用し、広視野角/高速応答/高輝度化を図るとともに外光などの映り込みを抑えたのが特徴。解像度は1600×1200ドット(UXGA)で約1677万色表示に対応する。画素ピッチは0.255mm。輝度は220cd/m2で、コントラスト比は350:1。視野角は上下/左右とも170度。応答時間は25ミリ秒。バックライトは約5万時間の超寿命タイプを搭載している。映像入力は、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)とデジタル(DVI-I29ピン)の2系統を装備する。水平同期周波数は、アナログ時が31.5k~81.1kHz、デジタル時が31.5k~75.0kHz。垂直同期周波数は、アナログ時が56~85Hz、デジタル時が60~75Hz。アナログとデジタルに1台ずつパソコンを接続して、切り替えて使用することもできる。

色再現性の国際規格“sRGB”に対応したカラーマネージメント機能や、OSDで調整できる“画面自動調整”、輝度/コントラストを自動調整する“オートゲインコントロール”などのほか、VGAからSXGAまでのモードの画像を拡大表示した際に発生するにじみを抑える“デジタルスケーリング”機能なども搭載する。一定時間使用しないと自動的にバックライトが消える“パワーセーブモード”を搭載しており待機時の消費電力は4W。電源はAC100Vで専用ACアダプターを利用する。消費電力は最大52W。

本体サイズは幅483×奥行き218×高さ479mm、重量は約10.5kg(ディスプレー部のみは約7.0kg)。USB Hub(アップストリーム×1、ダウンストリーム×2)も搭載。チルトは上30度、下5度まで可能で、スイーベルは約90度。VESA規格準拠の取付マウント(100mmピッチ)も装備する。製品には、アナログ信号ケーブルとUSBケーブル、ユーティリティーディスクなどを同梱する。デジタル信号ケーブル『NL-C01J』はオプションで、価格は3800円。

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