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メディアエクスチェンジ、『CEREVA 5000』によるストレージサービスの提供を開始

2002年02月28日 15時59分更新

文● 編集部

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メディアエクスチェンジ(株)は27日、住友商事(株)が輸入販売する米CEREVA社製のストレージシステム『CEREVA 5000』を同社の池袋データセンター内に導入し、ストレージサービスを開始すると発表した。無償トライアルサービスを実施後、9月に本格的にサービスを開始する予定。接続方式はSANおよびNASで、価格は500GBあたり月額350万円からとなる。

『CEREVA 5000』は、ストレージベースのバーチャライゼーション機能“TrueVirtualization”を搭載するハイエンドなSANストレージシステム。従来のSANシステムでは各サーバーがそれぞれに従属するストレージディスクだけを使用するように設計されていたが、CEREVAシステムでは各サーバーが全ストレージプールをCEREVA独自の“CerevaOS”を介して共有するという。1秒あたり16GBのスイッチファブリックとパラレルプロセッシング分散キャッシュアーキテクチャにより、ノンブロッキングでのファイルアクセスが可能。さらに全ディスクに対してストライピング処理を行なう。データの保護には、CEREVA独自の“RAID-R”を採用する。これは、RAID 5機能に加え、専用ホットスペアディスクではなくストレージプール全体への分散リビルド方式を採用したもの。また独自タグ機能によるデータ整合性自動検知機能も搭載する。78本のファイバーチャネルインターフェースを持ち、最大230TBまで無停止で拡張が可能となる。QoS機能やCereva内での独自高速コピー機能“Atomic Volume Copy”を搭載する。

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