メトロワークス(株)は27日、Palm OS搭載PDA向け統合アプリケーション開発環境『CodeWarrior for Palm OS Platform日本語版バージョン8』と『CodeWarrior for Palm OS Platform日本語版バージョン8アカデミック版』の2製品を3月8日に発売すると発表した。価格は『CodeWarrior for Palm 8J』が4万9800円、『CodeWarrior for Palm 8Jアカデミック版』が1万9800円。
 |
|---|
| ドラッグ＆ドロップでGUIをレイアウトできる『Palm OS Constructor』 |
『CodeWarrior for Palm OS Platform日本語版バージョン8』は、Windows 98/Me/2000/XP/NTまたはMac OSをホストとして、Palm OS用アプリケーションを開発するためのGUIベースの統合環境。対応言語はC/C++。Palm OS SDK4.0に対応するほか、ソニー(株)のSDKを同梱しており、CLIE独自の機能を利用したアプリケーションの開発も行なえる。対応するPalm OSのバージョンは、1.0、2.0、3.0、3.5、4.0。
 |
|---|
| デバッグ画面 |
製品パッケージは、統合開発環境の『CodeWarrior IDE4.2.6日本語版』、『クラスブラウザ』、『C/C++コンパイラ/リンカ』、『ソースレベルデバッガ』、GUIレイアウトツール『Palm OS Constructor』、『Palm OSエミュレータ』(Windows版、Mac OS版)、『Palm OSシミュレータ』(Mac OS版のみ)、『Palm OS SDK 4.0ライブラリ』、『Symbol SPT Product Family API Library』、“オンラインヘルプ”(一部日本語)、“オンラインドキュメント”(一部日本語)、“チュートリアルPalm OS”(日本語)で構成され、30日間の無償テクニカルサポートが付属する(アカデミック版は電子メールでのサポートのみ)。対応OSは、Windows 98/Me/2000/XP/NT 4.0、Mac OS 8.6/9.x、Mac OS X(Classic環境)。
 |
|---|
| 『CodeWarrior for Palm OS Platform日本語版バージョン8』 |
『CodeWarrior for Palm OS Platform日本語版バージョン8アカデミック版』は、機能や動作環境は同じで、開発したアプリケーションの商用配布のライセンスが許可されないという制限が付けられている(シェアウェア/フリーウェアは可)。また、購入の際に学生証か教員証の提示が必要となる。
既存のユーザー向けの優待価格は、『CodeWarrior for Palmバージョン 5～7』からが2万8000円、『CodeWarrior for Palmアカデミック版』から8Jアカデミック版には1万5000円、8Jには2万8000円。メトロワークスのCodeWarriorセンターでの取り扱いとなる。
同社は併せて、今回発売する製品の新規購入者と契約更新申込者を対象としたキャンペーンを実施する。Mac OS/Windows用統合開発環境『CodeWarrior for Mac OS日本語版バージョン7』や『CodeWarrior for Windows日本語版バージョン7』ほかを最大50％引きで提供する。期間は4月末日まで。
