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Adobe Premiere LE 日本語版

プラグインを使って機能強化が可能!

2002年03月28日 19時06分更新

文● 伊藤 裕也

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図6 外部VTR機器からビデオデータの取り込みを行う「ムービーキャプチャ」ウィンドウ。
 LEで入出力できるビデオファイルフォーマットはAVIとQuickTimeのみで、動画以外では静止画はGIF/BMP/PCX/Photoshop PSD/Illustrator AI EPSの5種類、オーディオはAIF/WAVとなっている。MP3のインポートやMPEG1/2、ストリーミングフォーマットの入出力に対応していないのは残念なところだ。一方、ビデオ機器との連携については、標準でDV機器に対応。OHCI準拠のIEEE1394インターフェイス経由で接続したDV機器間でDVデータを相互にやりとりできるようになっている。すなわち、DV機器をPC上でコントロールしながらビデオキャプチャできるのはもちろん、編集中の映像をDV機器に接続したTVモニタでリアルタイムに確認することも可能というわけだ。また、VTR出力時には映像に変更の生じた部分のレンダリングだけで出力できる。DV機器を持つ人には大変うれしいポイントである。ただし、残念ながらバッチキャプチャには対応していない。バッチキャプチャは個人でも多くのユーザーが求める機能のひとつだけに、次の機会にはぜひとも対応を望みたい。



プラグインを使って
機能強化が可能!

 LEは機能限定版ということでPremiere 6.0にあるビデオフィルタやマルチプルアンドゥ機能(ヒストリーパレット)、オーディオミキサーなどの機能が省かれているものの、一部はプラグインの追加によって補うことも可能だ。追加できるプラグインはフィルタ、トランジションエフェクトなど1カテゴリにつき1つだけだが、Premiere 6.0に対応するものならすべてOKだ。例えば、カノープスのTVチューナーカード「MTV1000/2000」では、カード上のハードウェアMPEGエンコーダを利用して高速にMPEGフォーマットでの出力を行えるPremiere用プラグインを収録している。このプラグインを導入すると、LEでもMPEG1/2での出力が可能になる。導入するプラグインによってはLEがかなり強力なツールとなるので、ぜひとも有効活用してみてほしい。

図7 カノープス「MTV2000」に付属するMPEG2出力プラグインをLEにインストールすると、ご覧のとおり「Canopus MPEG Encoder」を選択できるようになる。

 価格はオープンプライス。アドビシステムズの直販サイト「アドビストア」(http://www.adobe.co.jp/store/)では、9800円で販売している。店頭での実売価格もほぼ同じになりそうだ。パッケージには初心者向けのCD-ROM付きガイドブックを同梱しており、コストパフォーマンスは極めて高い。PCにバンドルされているビデオ編集ソフトで満足できない方や、これからビデオ編集を始めてみようという方に、ぜひともお勧めしたい1本である。

Adobe Premiere LE 日本語版の主なスペック
製品名 Adobe Premiere LE 日本語版
対応OS Windows Me/2000/XP
CPU PentiumII-300MHz以上(DV編集時にはPentiumIII-500MHz以上)
メモリ 64MB以上(DV編集時には128MB以上必要、256MB以上を推奨)
HDD 85MB以上(DVデータ保存用には7200rpm以上のHDD)

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