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ローランド D.G.、プリンター感覚で利用できる3次元小型彫刻機『EGX-20』を発表

2002年02月26日 14時54分更新

文● 編集部

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ローランド ディー.ジー.(株)は25日、プリンター感覚で利用できる3次元小型彫刻機『EGX-20』の販売を3月20日に開始すると発表した。価格は29万8000円。

『EGX-20』
『EGX-20』

『EGX-20』は、加工する材料表面の高さをセンサーで自動検出し、ツールの上下動を正確にコントロールすることで一定の深さの彫刻を行なえるようにする、新 開発の“AST(Active Surface Tracking)”システムを採用したほか、文字やイラストを彫刻するための専用ソフトを標準で添付するなど、初心者でも扱いやすくしたのが特徴。平面彫刻ソフト『Dr.Engrave』と立体彫刻ソフト『3D Engrave』が付属する。TrueTypeフォントやBMPファイルを読み込んで利用することも可能。

加工できる素材は、プラスチックや木材などで、オプションのバニシングアタッチメント(ダイモンドスクレーパー)を装着すれば軽金属素材へのけがき彫刻も行なえる。キャリッジの動作範囲は、203.2(X軸)×152.4(Y軸)×31.8(Z軸)mm。切削可能な深さは、3D切削モードで0.05~7mm、彫刻モードでは0.05~1mm。スピンドル回線数は毎分4000~1万5000回転。カッターの直径は3.175mm。インターフェースはIEEE 1284準拠のパラレルで、オプションとしてUSBパラレル変換ケーブル『SX-UP2』も用意する。本体サイズは幅515.2×奥行き368.3×高さ270.6mm、重量は10.9kg。

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