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プラムツリーソフトウェア、企業ポータルソフト『Plumtree Corporate Portal 4.5』を発売

2002年02月25日 15時12分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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プラムツリーソフトウェア・ジャパン(株)は25日、企業ポータルソフト『Plumtree Corporate Portal 4.5』の販売を開始したと発表した。

『Plumtree Corporate Portal 4.5』は、企業内のシステム上で動作する企業ポータルサイト。“ドキュメントディレクトリ”により、システム内に存在するさまざまなドキュメントの分類/検索が可能。さらに、SOAP経由で外部ポータルやGoogle等の検索エンジンにもアクセスできる。

マイページ画面
企業ポータルソフト『Plumtree Corporate Portal 4.5』のマイページ画面

また、メールや予定表、各種データベース検索、企業内CRMやERPへのアクセス機能などをひとつの画面にまとめた社員個人向けデスクトップ“マイページ”、マイページと同様の機能を任意のグループ向けに提供する“コミュニティ”、プロジェクトごとに予定表や掲示板、ドキュメント管理、タスクリストといった機能を提供する“コラボレーションサーバー”なども用意されている。

そのほか、企業内の各種アプリケーションとも統合可能。Exchange 5.5/2000やロータスノーツ R4.6/R5.0と連携しデータベースの分類/検索が行なえる。また、ウィザード形式でSAPやSiebelから必要なデータの検索や入力が可能。さらにExcelで作成したデータを読み込んでポータル画面に表示できる。ポータル画面からのデータアップロードも可能。

対応OSはWindows 2000/NT4.0、およびSolaris 2.6/2.7/2.8。対応ウェブブラウザーはNetscape Navigator 4.76以上、およびInternet Explorer 4.0以上。価格は、1000ユーザーで3000万~5000万円程度。

John Kunze CEO
米プラムツリーソフトウェア社CEOのJohn Kunze氏

本日都内で行なわれた発表会で説明を行なった米プラムツリーソフトウェア社CEOのJohn Kunze(ジョン・クーンズ)氏は、「既存システムの統合化やウェブサービス対応のため、今後2年間で米国企業の85%が企業ポータル製品を導入すると見込まれ、2005年のワールドワイドでのポータル市場は25億ドル(約3349億円)以上になると予想される。われわれの企業ポータル製品を利用することで、顧客同士のアプリケーションのやり取りが効率化され生産性が向上するだろう」としている。

米プラムツリーソフトウェアは企業ポータル専門ベンダー。日本法人であるプラムツリーソフトウェア・ジャパンは2001年12月に設立、国内で企業ポータル製品の販売、サポート、教育、コンサルティングといった業務展開を行なっている。

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