ASUSTeKのミニタワーベアボーンキット「Terminator」。そのPentium 4対応バージョン「P4」のサンプル展示がTWOTOP2号店で始まっている。
一見してわかるのは、フロントマスクの大幅なデザイン変更。ホワイトとグレーのツートーンカラーというシックなデザインだったこれまでのモデルに対し、明るいブルーを配した彫りの深い、ポップで可愛らしいデザインとなっている。ケース全体の構造は変わっておらず、外面パネルとフロントマスクが一体で前方向に外れることと、ドライブ部分がちょうつがい式に回転してマザーボードにアクセスしやすくなるという特徴もそのままだ。
そしてPentium 4に対応するためのマザーボードは、チップセットにSiS650を採用したもので、このシリーズでは一貫してグラフィック機能統合チップセットを採用することになる。製品名「P4SC」と言われるマザーボード上には「CGA6X」という型番が見え、これまでのTerminatorシリーズと同様このベアボーンキットのための専用設計と見られる。メモリスロットはDDR SDRAM×2、拡張スロットはPCI×2、AMR×1。
発売日および価格は残念ながら未定。
店内のポップ。写真が従来のTerminatorのままになっているのはご愛嬌 |
また、GigabyteのベアボーンPC「G-MAX」シリーズのうち、スリムタワー型の「FA」シリーズにはTualatin対応版「G-MAX FA2DJ」が登場した。
マザーボードに同社製「GA-6IWFL」を採用、チップセットはi810E2。グラフィック、サウンド、イーサネット機能がオンボードとなっており、16倍速DVD-ROMドライブが標準装備となっている。
価格はコムサテライト2号店で3万6980円。
G-MAX FA2DJ。外観に特に変わったところはない |