(株)ナナ・コーポレート・コミュニケーションと(株)ニューズ・ツー・ユーは20日、企業向け社内報/社内コミュニケーション支援サービス事業において業務提携したと発表した。
ナナ・コーポレート・コミュニケーションは、社内報/社内コミュニケーション支援サービス“Communication Support(以下、Commu-Suppo:コミサポ)”を4月1日に開始するが、Commu-Suppoの会員専用オンライン情報提供サービス“Commu-Suppo.net”の開発をニューズ・ツー・ユーが担当するという。
オンライン情報提供サービス“Commu-Suppo.net”の画面 |
Commu-Suppoは、会員企業向けに社内報に関する出版物を発行したり、イベントを実施したりするもの。転載可能な著名人のエッセイや用語解説記事、占い、イラスト、マンガなどの社内報向け素材を収録した月刊誌『月刊Commu-Suppo』、社内報作成に関するガイドブック『社内広報』(隔月刊)、社内報に関する各種調査結果を収録した『社内報白書』(年1回)などを会員向けに発行するほか、成果のあった社内報企画を選出/表彰する“社内報コンペティション”を行なうという。年会費は4万7000円。
Commu-Suppo.netは、Commu-Suppo会員専用のオンラインサービスで、『月刊Commu-Suppo』の内容データをダウンロードできるほか、『社内広報』の内容をカテゴリーごとに分類して表示する“『社内広報』オンライン”、掲示板などのコミュニティーコーナー“Commu-Suppo Community”などを提供する。年会費は2万8000円。なお、Commu-Suppo.netを利用する場合、インターネット上でのなりすましを防ぐため、帝国データバンクが発行する“帝国データバンク企業コード”(※1)と電子証明書が必要。
※1 帝国データバンク企業コード:帝国データバンクが1企業に付き1つ発行する企業コード。発行手続きの際、帝国データバンクによる企業信用調査が行なわれる。帝国データバンク発行の電子証明書には、このコードが格納されるCommu-Suppo、Commu-Suppo.netともサービス開始日は4月1日。なお両社は、Commu-Suppo.netの一般向けウェブサイトを本日付けでオープン、サービス会員の申し込みを受け付けている。Commu-Suppo.netサービスについては、4月1日にオープンする会員専用サイトで提供される。
ナナ・コーポレート・コミュニケーションの福西七重代表取締役社長(右)と、ニューズ・ツー・ユー神原弥奈子代表取締役社長(左) |
本日行なわれた発表会で、ナナ・コーポレート・コミュニケーションの福西七重代表取締役社長は、「従来より社内報のアウトソーシングや社内報関連出版物の発行を行なっているが、これまでの経験を元に新しい社内報サービスを提供したい」としている。