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Let's note LIGHT CF-R1RCXR/Let's note PRO R1 CF-R1RWXP

Let's note LIGHT CF-R1RCXR/Let's note PRO R1 CF-R1RWXP

2002年02月20日 13時33分更新

文● ASCII24・内田泰仁

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17.5mmピッチのキーボードと
独特の円形デザイントラックパッド

円形にデザインされたトラックパッド。左右ボタンはパッドの左右下部分に沿って配置されている。パッド真下のLEDは左から順にCapsLock、NumLock、ScrollLock、HDDアクセスランプ。
 ほかのマシンではあまり例を見ない円形トラックパッドは、マウスポインタを斜め方向に動かす距離が短いことに最初はちょっと戸惑うかもしれないが、筆者の個人的な感触では、使っているうちにすぐ慣れる範囲だと感じた。また、他機種のパッドと同様にスクロール機能が装備されている(CF-A2などと同じくSynaptics製ユーティリティを採用)。円形になっていることから、上下左右のスクロールがやりにくいのではと危惧されるかもしれないが、画面のようにユーティリティ上でスクロール用エリアが広く設定されているため、上下スクロールは円形パッドの右側1/3程度のエリア、左右スクロールは下1/4程度のエリアをなぞることで可能となっている。ただし、デフォルトではオフになっているパッド四隅タップによる特殊機能は、パッドの形状からも分かるとおり、単純に機能をオンにしただけでは使用できず(タップエリアが実際のパッドの外側になってしまう)、タップエリアをユーザー自身が変更する必要がある。



Synapticsのトラックパッドユーティリティ。スクロール動作エリアは標準的なノートPCよりも広めの設定となっており、円形パッドでも問題なく上下左右スクロールが利用できる。

キーボードおよびポインティングデバイスの全景。キーボード両脇の筐体部分は極めて薄く整形されており、本体幅をギリギリまで使用してキーボードがレイアウトされている。
 キーボードは、ジャストB5サイズの筐体サイズのノートとしてはトップクラスの17.5mmピッチを誇る(アルファベットキーおよび数字キー部分)。B5ファイルサイズのCF-A2やCF-A3シリーズでは、文字キーがほぼ均一のピッチになっているが、サイズは17mmと本機よりも若干小さい。本機では中央部17.5mmピッチを実現するため、キーボード両脇の筐体部分を非常に薄く成型しており、筐体幅ギリギリまでキーボードという印象だ。ただし、キーボード右側部のカーソルキーや記号キー周辺はキーピッチがかなり狭くなっている。キーストロークは2mmとサブノートとしてはまずまずの値で、プラスチック製パンタグラフながら、十分なクリック感のあるキータッチだ。アルファベットと数字キーがかなり余裕のあるピッチになっていることも合わせると、キー入力の快適さが犠牲になりがちなミニノートやB5ノートの中でも、非常に快適なレベルと言えるだろう。



キーボード右側部分の拡大。17.5mmピッチが確保されているアルファベットおよび数字キーに比べると、カーソルキー周辺はかなりキーピッチが寸詰まりになっている。BackSpaceキーも小さめ。

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