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日本HP、NASとSANに対応したしたストレージ製品『hp surestore nas va』を発表

2002年02月18日 22時03分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は18日、“NAS”(ネットワーク・アタッチド・ストレージ)環境と“SAN”(ストレージ・エリア・ネットワーク)環境を1台で統合できるストレージ製品『hp surestore nas va(シュアストア・ナス・ブイエー)』として6機種を発表した。同日付けで受注を開始し、2月下旬に出荷を開始する。なおクラスター構成については、3月中旬に出荷を開始するとしている。

『hp surestore nas va』『hp surestore nas va』(NAS VA 105)

『hp surestore nas va』は、NASによるデータ共有とSANによるストレージ共有が行なえるストレージ製品で、UNIX系OSとWindows NT/2000/95/98/Meなど、異なるOSが混在する環境でEthernetを利用したファイル共有やFibre Channeを利用したストレージ共有が行なえるのが特徴。ディスクの物理的な制限を受けずに、オンラインでのディスクの増設や、論理ボリュームの作成・サイズの設定変更が自由に行なえ、ストレージを拡張できる“バーチャリゼーション”機能を搭載する。ファイルの排他制御や論理ボリュームの排他制御などの機能も搭載する。また、コンポーネントの冗長構成や、クラスター構成にも対応。管理は、ウェブブラウザー対応の管理ツール『command view nas(コマンド・ビュー・ナス)』や、ネットワーク管理ツール『hp OpenView Network Node Manager(オープンビュー・ネットワーク・ノード・マネージャ)』により行なえる。

6製品の内訳は、最大ドライブ数が45台で最大容量が3TBのモデル『NAS VA 15』、同105台/7TBの『NAS VA 105』、45台/3TBの『NAS VA 15L』、210台14TBの 『NAS VA 105L』、105台/7TBの『NAS VA 105AC』、210台/14TB の『NAS VA 105LC』。価格は『NAS VA 15』の最小構成が1550万円。

同社は、統合ストレージ環境“FSAM(エフサム)”の導入モデルとして販売し、販売開始後1年間で20億円の販売を目標としている。

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