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QV-2100

QV-2100

2002年04月04日 05時28分更新

文● アスキーPC Explorer編集部・行正 和義

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低価格機ながらしっかりとした写り

 実際に手にとってみると、ボディの質感など全体的に安っぽい感じは否めない。左側面の端子などにフタが無くむき出しなのも、いかにも省略されたという印象を受ける。実際に操作してみると電源を入れてから撮影可能になるまでは約2秒と、沈胴や合焦の動作がないため軽快だ。メニューも漢字表示となっており、カタカナ表示だった「GV-10」に比べれば分かりやすくて初心者にはいいだろう。

撮影サンプル1。元画像は1200×1600ドットだが、掲載用に480×640ドットにリサイズしている。プログラムAE、F8.0、1/106秒(Exifデータ値)。サンプル1の左下を640×480ドットにトリミングしたもの。ハイライト部で白とびが発生しているが発色は良好だ。
 撮影画像に関しては、パンフォーカスレンズゆえの全体的なピントの甘さはやむを得ないとしても、ハイライト部分で白とびしやすい傾向にあるほか、暗部ノイズも少々目立つの残念だ。ただし、ホワイトバランスや自動露出はよく出来ており、強いハイライトのあるシーンや逆光、夕日といった複雑な露出シーンにおいてもそれなりに見られる絵となる。



撮影サンプル2。元画像は1200×1600ドットだが、掲載用に480×640ドットにリサイズしている。プログラムAE、F8.0、1/383秒(Exifデータ値)。撮影サンプル2の中央部を640×480ドットにトリミングしたもの。発色は濃い目に出る傾向にあるが、青空の感じや木のディテールはうまく表現されている。
撮影サンプル3。元画像は1200×1600ドットだが、掲載用に480×640ドットにリサイズしている。プログラムAE、F8.0、1/38秒(Exifデータ値)。マクロモードを使用。撮影サンプル3の中央を640×480ドットにトリミングしたもの。最も中央の花はマクロの最短撮影距離(20cm)よりも若干近くなってしまっている。

 単焦点で200万画素クラスの低価格デジタルカメラとしては、オリンパスの「CAMEDIA C-2」(4万2000円)や富士写真フイルムの「FinePix A201」(3万9800円)があり、いずれも実売価格は2万円台中ばとなっている。もっとも、これらの機種は発売後半年余りを経て実売価格がかなり下がった結果なのだが、QV-2100は当初から2万円台前半で販売される。トイデジタルカメラはともかく、カラー液晶モニタを搭載するデジタルカメラとしては非常にインパクトのある価格付けだ。今後も各社から低価格デジタルカメラが発売されるだろうが、価格面でのマイルストーンとなる製品と言える。

QV-2100の主な仕様
撮像素子 1/2.7インチ有効200万(総214万)画素CCD
レンズ 単焦点f=6.2mm(35mmフィルムカメラ換算41mm相当)、F3.3
記録媒体 16MBメモリ、SDカード/MMCスロット
記録画素数 1600×1200/800×600ドット
液晶モニタ 1.5インチTFT、6.1万画素
シャッター速度 1/4~1/800秒(自動)
絞り F3.3/8(自動)
液晶モニタ 1.5インチTFT、6.1万画素
インターフェイス USB、ビデオ出力、DC入力
電源 単3(アルカリ乾電池、リチウム乾電池、ニッケル水素充電池)×4
本体サイズ 108(W)×44(D)×67(H)mm
重量 約190g(本体のみ)

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