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これでATXのi815は打ち止め?! AOpenからTualatin対応Socket370マザー「AX3S Max」

2002年02月15日 23時30分更新

文● 編集部

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AX3S Max

 Intel製チップセットの場合、締めくくりには大仰な名前を持つマザーボードが登場する傾向にあるが、今回はこれがSocket370マザーボードのトリをつとめることになる?! ――“最高”の意味を持つ“Max”の名が与えられた「AX3S Max」がAOpenから登場した。いかにも“行き着くところまで辿り着いた終着点”的な製品名を前に「いや、もうこれでi815系のATXマザーボードはいい加減にしてほしい(笑)」とショップ店員もつい本音が…。



DIMMスロット ICH2周辺

 最後の製品かどうかはともかく、AX3S MAXが現時点でSocket370マザーボードとして最高の機能を持つ1枚なのは事実。オンボードではUSB2.0コントローラとIDE RAIDコントローラを搭載し、またAOpen独自のBIOS保護機構“DIE-HARD BIOS”とPOSTコード音声通知機能“Dr.Voice”も搭載。i815系の“最大512MB/4バンク”という制限があるため使い方は難しいが、DIMMスロットを4本搭載しているのも特徴と言えるだろう。FSBは100~248MHzの範囲を1MHz刻み、VCoreは1.050~1.825Vの範囲を0.025V刻みでそれぞれ設定可能と、オーバークロック設定も充実している。



販売中

 価格は1万5000円~7000円程度。Socket478/SocketAが主流の現在、新規ユーザーを開拓できる可能性は決して高くないが、将来に渡って販売が継続されるとすると、使用しているi815マザーボードの故障などによる買い換えなど、これまでとは別の需要が新たに生まれる可能性はある。


15日現在の価格情報
価格ショップ
\14,980コムサテライト2号店
\15,600コムサテライト3号店
\15,799TSUKUMO eX.
\16,800若松通商エルプラザ
【取材協力】

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