カシオ計算機(株)は13日、法人ユーザーからの使用済みパソコンと情報通信機器の回収とリサイクルを21日に開始すると発表した。これは、法人ユーザーの使用済みパソコンは産業廃棄物になるため、環境省から“広域再生利用指定産業廃棄物処理者に係る指定”に基づく業者指定を1月18日付けで取得したことによるもの。
回収・リサイクルの対象となるのは、カシオブランドのパソコンと情報通信機器(サーバー/ワークステーション/オフコン/プリンター/ディスプレー/ハンディーターミナル/電子レジスター/POS端末/そのほかの他周辺機器など)。
回収は、申請用紙を販売代理店から受け取るか、ホームページからダウンロードして、カシオリサイクル受付センターにFAXで申し込む。受け付け後、料金の見積りを行ない、ユーザーの了解が得られてから委託業者が回収し、再資源化処理を行なう。回収された製品の一部は部品として再利用し、残りは金属/プラスチックなどに分別し素材として再資源化する。
同社では、回収システムに宅配便を利用することで1個からでも回収できるうえ、料金も低く抑えられるとしている。
