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FSB 133MHz版Pentium 4用の設定を持つマザーがLeadtekから登場

2002年02月13日 18時54分更新

文● 編集部

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P4V266A

 つい先日i845D(i845 B-Step)チップセット搭載のマザーボードを投入したばかりのLeadtek(Leadtek Research)から、今度はApollo P4X266A搭載製品「P4V266A」が注目の設定項目を持って現れた。



マニュアル
FSB 133MHz版Pentium 4用向け設定を持つとするマニュアル

 その項目とはFSB設定。今やPentium 4用マザーボードもオーバークロック設定が花盛りで、FSB 250MHzまでの設定項目を持つマザーボードも珍しくないが、P4V266Aは、その250MHzが、FSB 133MHz(Quad Pumped 533MHz)のPentium 4を利用するときのみ設定できるようになっているのが他社製品とは大きく異なっている。マニュアルによれば、現行のFSB 100MHz版Pentium 4では100~132MHz、未発表のFSB 133MHz版Pentium 4では133~250MHzの範囲をそれぞれ1MHz刻みで設定可能、といった具合。現在のところFSB 133MHz版Pentium 4はその存在をロードマップに散見出来る程度で、発売時期を含めていっさいが謎に包まれているが、こうしてマニュアルに記載されているのを見る限り、登場はそう遠くないと判断して良さそうだ。なお、FSB以外のオーバークロック設定としてはVCoreがデフォルトから-0.100V~+0.250Vの範囲を0.025V刻みで設定可能。DIMMスロット供給電圧は2.50/2.56/2.60/2.65Vの4項目から選択できるようになっている。



パッケージ
パッケージはLeadtek製ビデオカードと同様のデザイン

 拡張スロットはAGP×1、PCI×5、CNR×1でDIMMスロットは3本。サウンドチップ、ならびにIDE RAIDコントローラ用と思われる空きパターンが確認できる程度で、基本的にはシンプルなレイアウトだ。South BridgeはUltra ATA/100対応の“VT8233”。価格はクレバリー1号店とWonderCityで1万4800円。



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