SEMI、シリコンウエハーの出荷量と販売額を発表――2001年は3割減

SEMIジャパンは12日、SEMI(※1)の11日(現地時間)の発表として、シリコンウエハー業界の2001年末の全世界のシリコンウエハー出荷量(面積ベース)が29％減少し、販売額が31％減少したと発表した。

※1 SEMI(Semiconductor Equipment and Materials International) :半導体の製造装置や材料メーカーによる非営利の国際団体(本部は米カリフォルニア州サンノゼ)。

2001年のシリコンウエハーの出荷総面積は、39億4000万平方インチ(約254万2000m²)で、前年の出荷総面積の55億5100万平方インチ(約358万1000m²)からの減少となる。売上高は、75億ドル(約1兆円)から52億ドル(約6930億円)に落ち込んだ。2001年第4四半期の出荷面積は、第3四半期から約7％増となったものの、8億7800万平方インチ(約56万6000m²)で、前年同期比では39％減になるという。

SEMIのプレジデント兼CEOのスタンリー・マイヤーズ(Stanley Myers)氏は、「シリコン業界は昨年相当数の整理統合や生産規模縮小を経験し、新規投資の大半は300mmウェーハ分野でした。需要の上昇は必然であり、それに直面した時、200mm(直径)以下のウェーハ需要を支えるシリコン業界の能力を考えると懸念が残ります」と述べたとしている。

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