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DIMMスロットを4本搭載する初のi845Dマザー、i845マザーでも4本搭載のRIOWORKSから

2002年02月09日 22時10分更新

文● 小磯

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NU845D

 i845チップセット搭載マザーボードの登場ラッシュからひと息ついた時に、突然DIMMスロットを4本搭載するi845マザーボードを投入して話題になったRIOWORKS。そのRIOWORKSから、今回はDDR SDRAM専用DIMMスロットを4本搭載するi845Dマザーボード「NU845D」が登場してきた。



DIMM×4

 とはいうものの、i845Dには“4バンクまで”という搭載メモリの物理的な制限があり、NU845Dもこの制限から解放されたわけではない。このため、4つのDIMMスロットをすべてメモリモジュールで埋めるためには、片面実装の1バンク構成をとるDDR SDRAMモジュールを4枚用意する必要があることになるのには注意してほしい。もちろん、メモリ搭載容量制限もi845Dの仕様どおり2GBまで。黒白黒白という色分けやマニュアルを見る限り、NU845Dは、必要に応じて黒のDIMM1とDIMM3の両スロット(バンク)をふたつに割り、DIMM2と4の白いDIMMスロットを成立させているようだ。



メモリ搭載枚数制限 搭載例
メモリ搭載枚数の物理的な制限について触れるマニュアルメモリ搭載例。1番下の“両面/片面/両面/×”は“両面/×/両面/×”の誤りと思われる
販売中

 メモリ以外の仕様がオーソドックスなものになっているのもi845マザーボード譲りで、拡張スロットはAGP×1、PCI×6、CNR×1。HighPoint製IDE RAIDコントローラ用の空きパターンは確認できるものの、オンボードで提供される機能はAC'97コーデックによるサウンドのみとなっている。FSBは100~166MHzの範囲を1MHz刻みで設定でき、価格はZOA 秋葉原本店で1万8980円、T-ZONE.PC DIY SHOPで1万9980円と、こちらも平均的。



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