このページの本文へ

PCG-SRX7

PCG-SRX7

2002年02月08日 11時22分更新

文● 別冊ASCII編集部・井上猛雄

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

まさに“お腹いっぱい”
盛りだくさんのソフト

 アプリケーションソフトについてさらに補足しておこう。
 まず追加されたソフトとしては「DigitalPrint」がある。これはデジタルカメラなどで撮影した静止画を利用し,ウィザードに従いながら簡単にオリジナルアルバムとして作成できるソフトである。コンテンツの管理には「PictureGearer.5.1」が便利だ。主に静止画のアルバム作りやプリントアウト,ホームページの作成,動画を分解して合成画像を作成できる。また,目的場所の検索や、その結果を記録し,地図を印刷できるデジタルマップナビゲータ「Navin' You」と,前述のPictureGearの画像データを連動させることで,位置情報を持つ画像検索も可能となる。もしCLIEを持っていれば, 「MapCutter1.0」からNavin' You専用マップの一部を切り出して,CLIE用に地図データを作成することもできる。

 これ以外にも,従来から継承されている豊富なオリジナルソフトもマイナーバージョンアップした。
 「DVgate Ver.2.4」は,DVgate Motion, DVgate Still,DVgate Assembleで構成され る。デジタルビデオカメラなどで録画した映像や静止画を,PCに取り込んで編集したり,逆にビデオデッキなどの他メディアに編集済みの素材を録画できる。さらに「MovieShaker Ver.3.2」を使えば,集めた素材を1本の動画作品に仕上げられる。このソフトのシェイクモードを使うと,素材を自動編集して約30秒のBGM付き作品に書き出すことも簡単だ。できあがった作品は個人で楽 しむばかりでなく,専用Webサイト「パーキャスTV」を利用してインターネット上に公開し,他人に見てもらうといった楽しみかたもできる。これは動画のリアルタイム配信が可能な「URecSight」を使う。

 そのほかサウンド関係のソフトには,音楽管理ソフト「SonicStage」などで取り込んだ曲にあわせて映像で再生できる 「MusicShaker」が面白い。SonicStageに登録した曲などを連続再生し,曲のつなぎ目に効果をつけ,曲にエフェクトをかけると,それに合わせて映像も変化する。

 ハードのみならず,オリジナルソフトも“ てんこ盛り状態”で,まさに「お腹いっぱい」 という感じだが,これらすべてを使いこなすのはいささかたいへんかもしれない。こういった多彩なソフトは“PCを楽しむ”という バイオ本来のコンセプトを最大限に引き出してくれるものなので,自分が何をやりたいかをはっきり意識して,使うソフトを絞っていったほうがよいだろう。

“購入して後悔しない”
優れたマシンのひとつ

バイオノート「PCG-SRX7」の同梱物。他のマシンと比べ内容は少なめで,マニュアルもシンプル。
 モバイルマシンとして総合的に本機を見てみると,たいへんバランスの優れたマシンだと評価できる。携帯性,長時間駆動,充実した通信機能はもちろん,プラスアルファとしてソニーならではの遊び心のあるギミックがぎっしりと満載されている点も魅力的で,かなり購入意欲をそそられる。

 ただし,SRシリーズを購入する場合,このほかにも2タイプが用意されているので,選択に少し迷うかもしれない。Bluetooth機能を搭載した本機は新しもの好きにとっては大いに魅かれるものがあるだろう。しかし先に述べたように,「Bluetooth機能は不要」というユーザーもいるはずだ。そのようなユーザーには, 価格帯がほぼ同じ「PCG-SRX3E/BD」をお勧めする。これは,Bluetooth機能が搭載されていないかわりにi.LINK接続のCD-RW&DVD-ROMドライブが同梱され,Office XP Personalもプリインストールされている(HDDの容量は20GBのままだが,メモリは256MBにアップ)。CD-RW&DVD-ROMドライブはすぐに必要になるし,Officeもビジネス用途で使う機会が多いので,より実用的だといえる。



当初『そのようなユーザーには, 価格帯がほぼ同じ「PCGA-CRWD1」をお勧めする。』と記載されておりましたが、正しくは上記本文のとおりです。訂正いたしますとともに、読者および関係者各位にご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。

 もし予算がないなら,同スペックで,CD-RW&DVD-ROMドライブとOffice XP Personalがないローエンドモデル「PCGA-SRX3E」という選択肢もある。また,この冬に先行して発売された前SRシリーズが店頭販売されていたら,これを狙うという手もありだろう。新モデルの発売によって,価格が若干下がる可能性があるからだ。搭載メモリは128MBだが,そのほかの必要な機能はほぼ同じなので,あとからメモリを追加すればいい。ただし,これだけ機能が詰まっているマシンを自分の手でばらすのは少し勇気がいるかもしれない。本体上面のキーボードを外せば(底面からネジを3本緩めるとキーボードを取り外せる),メモリを増設できるので,腕に自信のあるかたは挑戦する余地はあるだろう(もちろん保証外となるのでお勧めはできないが)。

 このあたりのセレクトはユーザーの予算と目的にあわせて考えればいい。いずれの機種を購入するにしても,このSRシリーズはモバイラーにとって“購入しても後悔しない優れたマシン”のひとつであることは,まず間違いない。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン