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ユニークアイディ、コミュニティーエンジン“関心空間”をASPサービスとして提供

2002年02月07日 23時44分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)ユニークアイディは7日、ユーザーがそれぞれの関心事を書き込み、関連する書き込み内容を互いにリンクできるコミュニティーサイト“関心空間”のエンジンを、一般向けASPサービス“関心空間 group”、および法人向けサービス“関心空間 pro”“関心空間 SP”として提供すると発表した。

関心空間
無料コミュニティーサイト“関心空間”の画面

“関心空間”は、掲示板スタイルのコミュニティーサービス。会員登録を行なうと、自分専用のウェブページが自動的に作成され、ユーザーはそのページ上に、自分の好きなものや興味のあるものについて書き込める。例えば好きな音楽CDについて書き込みたい場合、音楽CDのタイトルを“キーワード”として登録し、その音楽CDについての説明を“コメント”として書き込む。

ユーザーが書き込んだ内容は、別の登録ユーザーも閲覧でき、別ユーザーの書き込み内容に感想を入力したり、あるユーザーのキーワードと自分のキーワードが関連すると思った場合、そのユーザーのキーワードと書き込み内容を関連キーワードとしてリンクしたりすることが可能。

キーワードの関連付けに定義がなく、ユーザー同士が好き勝手にリンクを貼れるのが特徴。例えば、あるユーザーが“ニーバウム・コッポラ”(※1)について書き込んだ場合、別ユーザーの『ゴッドファーザー』(※2)に関する書き込みを“コッポラ”つながりとして、さらに別のユーザーの『マルコビッチの穴』(※3)に関する書き込みを“義父”つながりとしてリンクできる。

※1 ニーバウム・コッポラ:映画監督フランシス・コッポラ氏所有のワイナリー

※2 ゴッドファーザー:フランシス・コッポラ監督作品

※3 マルコビッチの穴:スパイク・ジョーンズ監督作品。彼の妻はフランシス・コッポラ監督の娘であるソフィア・コッポラ

同社は、一般ユーザー向けの無料コミュニティーサイト“関心空間”の運用を昨年11月7日にスタート、現在の登録ユーザー数は1500人以上、書き込まれたキーワード数は1万4000以上となっている。

同社が本日発表した“関心空間 group”は、関心空間のエンジンをグループウェアとして提供するASPサービス。利用ユーザーは、自分がオーナー(管理者)となり、無料コミュニティーサイト“関心空間”と同等の機能を自身のウェブサイトで展開できる。

利用ユーザーは、グループ管理機能によりグループ名称やURL(http://www.kanshin.jp/グループ名称)を指定できるほか、グループ内でのコミュニティー内容の公開/非公開(グループメンバーのみ閲覧可能)といった設定も行なえる。また、グループに参加できるメンバーの登録/削除も可能。なお、グループ人数は最大50名。登録メンバーにはそれぞれ個別のウェブページが与えられ、キーワード書き込みが可能。無料コミュニティーサイトと同様に、他のメンバーのキーワードに感想を書き込んだり、リンクを貼ったりできる。そのほか、画面デザインも8種類から選択可能。利用料金は月額2500円。

“関心空間 pro”は、“関心空間 group”をベースとした法人向けのASPサービス。画面デザインを自由にカスタマイズできるほか、グループ人数などの利用制限を変更できる。利用料金は月額5万円から。デザイン変更などの初期導入費用は個別見積となる。

“関心空間 SP(solution package)”は、関心空間のエンジンをカスタマイズし、ASPもしくはサーバー/インフラ構築サービスとして提供する法人向けサービス。サーバーの構築から導入コンサルティング、コミュニティーの運営支援、サーバー保守など統合サービスとして提供する。また、ユーザー動向の統計データ作成や、ECサイトとの連携、地図データベースとの連動、既存の会員データベースとの連動といった追加機能も用意されている。料金は個別見積。

また、利用規約に反しそうなキーワードが掲載された場合、削除はしないが他のユーザーからは閲覧できないようにする“不可視モード”を用意するなど、いわゆる“荒らし”対処機能をいくつか用意しているという。

前田代表取締役
ユニークアイディ代表取締役の前田邦宏氏

本日都内で行なわれた発表会で、同社代表取締役の前田邦宏氏は、「関心空間は、コミュニティーの中でそれぞれのユーザーが持つ知識の共有化を促進するもの。それらの知識が資産化し、コミュニティー外からではひとつのコンテンツのように見えるようになる」としている。

なお、同社は“関心空間 SP”のサービス提供に先立ち、ミュージシャンの佐野元春氏のオフィシャルウェブサイトにカスタマイズした関心空間エンジンをテストケースとして導入、現在、会員向けコミュニケーションボード“カフェボヘミア”として利用されている。

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