先週末アキバに登場した“MAYA”シリーズ第1弾製品 |
Gigabyteから、同社製品としてははじめて“RADEON”ファミリのチップを搭載するビデオカードがデビューした。製品名は「RADEON 7000 Pro」(型番:AV64S-T)。先週投入したRage128 Proカードと同じく“MAYA”シリーズのひとつという位置づけだ。
Gigabyte製RADEONカードの販促チラシ |
Gigabyteのビデオカード部門というと、近年はNvidiaのGeForceファミリのみを採用する“Nvidia専業”というイメージが強く、今回のRADEON 7000カード投入は大きな方針転換と言えるだろう。すでにウェブサイト上でRADEON 8500やRADEON 7500の投入予告を大々的に行っている日本ギガ・バイトでは「GeForce4に関する生産情報はないので、今後生産することはないでしょう」としており、NvidiaからATI Technologiesへ事実上の乗り換えということになる。
チラシやウェブサイトで大々的に告知されているRADEON 8500カード。近日登場するようだ |
肝心のカードは、Gigabyteのブランドカラーでもある青ではなく赤を基板の色に採用したのが印象的だ。チップには未発表の“RADEON 7500E”を搭載するとあるが、この“E”が何を意味するのか現段階では不明となっている。また、デザインはLow Profileに対応しそうだが、Low Profileに対応するためのブラケットは同梱していない。
3DゲームのLite版数本とソフトウェアDVDプレーヤ「PowerDVD」を同梱し、価格はコムサテライト3号店で8980円。他社製のRADEON 7000カードと比べると若干高めとなった。
【取材協力】