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日本テレマティーク、Crusoeサーバーとアプリケーションのパッケージ販売を開始

2002年02月05日 21時46分更新

文● 編集部

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日本テレマティーク(株)は5日、“Solution Packageシリーズ”として、サーバーとアプリケーションのパッケージ販売を10日に開始すると発表した。これは、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)と松下電工インフォメーションシステムズ(株)と共同開発した製品で、サーバーには、アイディネットワークス(株)が開発した米トランスメタ社製Crusoeプロセッサー搭載の『Compact Fanless Server』を採用したのが特徴。

『Compact Fanless Server』
『Compact Fanless Server』

用意するパッケージは、『ワークボックスソリューション』、『スピードアクセスソリューション』、『Webメールソリューション』の3種類。『ワークボックスソリューション』は、NTTコミュニケーションズのウェブ対応グループウェア『WORKBOX』の100ライセンスと、Microsoft SQL Server 2000の1CPUライセンスをサーバーと組み合わせた製品。『スピードアクセスソリューション』は、シトリックス・システムズ・ジャパン(株)のサーバーベースコンピューティング用アプリケーション『MetaFrame 1.8J(WorkGroup)』(5同時接続ライセンス付き)とサーバーを組み合わせた製品。『Webメールソリューション』は、蝶理情報システム(株)のウェブメールソフト『CatchMe@Mail』(100ライセンス付き)とサーバーを組み合わせた製品。

サーバーは、Crusoe-600MHz、320MBメモリー、40GBのHDD×2(RAID 1)、10/100BASE-TX×1、ISDN(BRI)×1、24倍速CD-ROMドライブ、PCカードスロット×2、UPS(約5分間)を装備する(Webメールソリューションはメモリーが192MB、HDDが20GB×2、CDドライブなしとなり、スピードソリューションではISDN×4となる)。ファンは搭載しない。最大消費電力は40W。本体サイズは幅145×奥行き240×高さ220mm。OSはWindows 2000 Server(WebメールソリューションはLinux)。各製品とも、日本テレマティークが設定後に出荷する。

価格は、ワークボックスソリューションが250万円から、スピードアクセスソリューションとWebメールソリューションが150万円から。

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